
採用サイトに掲載する社員インタビューとは?準備から執筆方法、質問例まで紹介

採用担当者なら、「応募者が集まらない」、「採用単価が高すぎる.」といった悩みを一度は抱えたことがあるのではないでしょうか。大手求人媒体に高額な費用をかけても思うような応募がなかったり、せっかく採用しても早期退職されたりと、効果的な採用活動は容易ではありません。
そんな採用の課題を解決する強力なツールが「社員インタビュー」です。社員の生の声を通して企業の魅力を伝えることで、自社に合った人材との出会いを促進し、入社後のギャップを減らすことができます。
この記事では、数多くの社員インタビューを実施してきた弊社GIGが、採用サイトに社員インタビューを掲載するメリットから、準備の仕方、効果的な質問例、執筆のコツまで詳しく解説します。
採用サイトに社員インタビューを掲載するメリット
採用サイトに社員インタビューを掲載すると、以下の5つのメリットを得られます。
入社後の働き方をイメージしてもらいやすい
求める人物像を伝えられる
他社と差別化できる
社員のモチベーションがアップする
コンテンツを流用できる
社員インタビューを掲載して得られる効果は、決して応募数の増加だけではありません。ここでは、各メリットについて詳しくみていきましょう。
入社後の働き方をイメージしてもらいやすい
社員インタビューを掲載すると、実際に働いている先輩の顔や業務内容、1日のスケジュール、やりがいなどを具体的に知ってもらえます。入社後どのように働くのかをイメージしてもらいやすくなるので、より自分に合っている企業かどうかを判断しやすくなるでしょう。
社員インタビューでは、募集要項や福利厚生だけでは伝えられない、リアルな部分を伝えられます。会社や仕事の魅力を知ってもらえるのはもちろん、企業と求職者のミスマッチを防げる点も大きなメリットです。
求める人物像を伝えられる
実際に活躍している社員を紹介することで、求める人物像を伝えられるという効果もあります。自社にマッチする人材の応募を促進できれば、効率的な採用活動につなげられるでしょう。
ただ募集要項に「チャレンジ精神が旺盛な方」と記載しても、どのような人材を求めているかをイメージしてもらうのは難しいものです。そのような場合も、社員インタビューを通じて具体的なエピソードを提供すれば、どのようなスキル・性格の人材を求めているのかを知ってもらいやすくなります。
他社と差別化できる
社員のユニークな取り組みや体験を共有することで、他社と差別化する効果が得られます。魅力的な社員インタビューは、志望度の向上や内定承諾の後押しになり、採用活動の成功率を高めてくれるでしょう。
さらに、面白い採用コンテンツはSNSで拡散されて、大幅な認知拡大につながる可能性もあります。情報が拡散されれば、コストをかけずとも多くの応募者を獲得できるかもしれません。
社員のモチベーションがアップする
社員インタビューの実施は、対内的なメリットも生み出します。
紹介社員として抜擢されたり活躍を発信されたりすることで、社員の自信やモチベーションアップにつながります。また、インタビューを通じて他部署との交流が生まれれば、組織の一体感醸成にも効果を発揮するでしょう。
コンテンツを流用できる
採用サイトに掲載する社員インタビューは、他のメディアに流用することができます。例えば、動画コンテンツにしたりSNSに掲載したり、広告に掲載したりと、さまざまなシーンで活用することが可能です。
社員インタビューを流用すれば、コンテンツ制作費を抑えつつ、オリジナリティの高い情報の発信が可能になります。
採用サイトに掲載する社員インタビューの準備から効果検証まで
採用サイトに掲載する社員インタビューの準備から効果検証まで以下の順で解説します。
採用ペルソナを作成する
自社の強み(訴求点)を分析する
インタビューする社員のリストアップ
質問リストの作成
取材の実施・コンテンツ制作
公開・効果検証
社員インタビューを外注したい場合はこちら
採用ペルソナを作成する
社員インタビューの準備としてまず採用ペルソナを作成しましょう。採用ペルソナには、以下3つの属性を盛り込み理想の応募者像を具体化しましょう。
基本属性(年齢、居住地、学歴、職歴)
行動属性(平日・休日の過ごし方、情報収集方法)
心理属性(仕事の悩み、キャリア志向、価値観
作成したペルソナは、課題やニーズに基づいた記事構成を考える場面だけでなく、普段触れている情報源から表現やトーンを設定する際にも活用されます。
社員へのショートインタビューを実施する
採用ペルソナや次に解説する自社の強みを分析する際は、社員へのショートインタビューを実施しましょう。なぜなら、社員も元々は求職者であり、転職活動や就職活動を経て自社への入社を決めているため、採用ペルソナに近いからです。
社員へのショートインタビューでは、活躍している社員に15分から30分程度で以下の内容を聞きましょう。
経歴
自社を知ったきっかけ
転職・就職の軸
入社前の印象
入社前不安だったこと・疑問だったこと
入社を決めた理由
その他にもプライベートの過ごし方などを聞いておくとペルソナ作成がしやすいかもしれません。
自社の強み(訴求点)を分析する
弊社GIGが自社の強み(訴求点)を分析する際に活用しているフレームワークが4Pです。
Philosophy( 理念・目的)
Profession(事業・仕事)
People(人材・風土)
Privilege(待遇・特権)
これらの強みをまとめたら、先ほど作成した採用ペルソナの視点でその魅力がどのように映るのか・どう見えるのかをチェックしていきます。そこからペルソナにとって魅力に感じられるキーワードや表現を抽出し、記事に落とし込みましょう。
GIGの社員インタビュー記事では、社員へのショートインタビューと4Pの分析結果をもとに以下のようなタイトルをつけました。
ペルソナの課題:表現にこだわる時間がなく、お客さんのための記事になっているか不安
インタビュー記事のタイトル:熱量と距離感。クライアントの魅力を深く伝えるための表現を
インタビューする社員のリストアップ
インタビューする社員のリストアップ方法は、活躍している社員を選ぶだけでなく、以下の要素を持つ社員を選びましょう。
ペルソナ近い属性を持っている人
採用したい職種
社員インタビューでまだ取り上げていない職種
リストアップが終わりインタビューする社員が決まったら、アポイントメントを取りましょう。その際、過去のインタビュー記事を渡すことで、どのようなことを聞かれるか、どのような記事を作りたいのかをイメージしやすくなります。
質問リストの作成
アポイントメントが取れたら、インタビューする社員に何を聞くのかをまとめた質問リストを作成しましょう。質問リストは大きく分けて以下の3つのカテゴリーで分けると構成案作成時に過去、現在、未来という流れを作りやすくなります。
入社前に関する質問
入社後に関する質問
将来のキャリアに関する質問
入社前に関する質問例
これまでのキャリアパスを簡単に教えてください
転職を考え始めたきっかけは何でしたか?
自社をどのように知り、興味を持ちましたか?
選考、面接ではどのような印象を持ちましたか?
数ある企業の中で、最終的に自社を選んだ決め手は何ですか?
入社後に関する質問例
現在の担当業務やプロジェクトについて具体的に教えてください
これまで印象に残っているエピソードや成功体験はありますか?
逆に難しかったこと、苦労したことはありましたか?
実際に働いてみて感じる自社の社風やカルチャーは?
会社としての強みやユニークな取り組みがあれば教えてください
将来のキャリアに関する質問例
今後のキャリア目標や挑戦してみたいことはありますか?
転職検討者・応募者に向けて、一言メッセージをお願いします
取材当日までにしておくべきこと
取材当日までにしておくべきことは以下3つです。
質問リストの送付
取材・撮影場所の確保(オフィスや会議室)
ライター・カメラマンのアサイン(外注する場合)
社員の方が納得した状態でインタビューに臨めるように、質問リストは事前に送付しておきましょう。
また、取材・撮影場所は人目が気にならない場所であれば、オフィスでも会議室でも問題ありません。
関連記事:取材・インタビュー記事の費用相場|内訳や外注先の選定方法も解説
取材の実施・社員インタビュー記事の作成
取材が終わったら、感謝を伝えることと公開前に記事を共有する旨を忘れず伝わるようにしましょう。
取材が終わり、社員インタビュー記事を作成する際は以下の流れで実施すると効率よく作成できます。
文字起こし
構成案作成
本文執筆
写真掲載
関連記事:インタビュー記事が映える!魅力的なレイアウトや編集のコツとは
文字起こし
まずはAIツールなどを用いて、社員インタビューの文字起こしをしましょう。弊社GIGでは、XarisやRimo voiceを使っています。
文字起こしで人間が行うことは、「名前や専門用語が正しく起こされているか」、「聞き取れない箇所に目印をつけて後で確認する」の2つです。
その他にも「えー」や「あのー」など意味のない言葉の削除や表記の修正を行なっておくと後の工程が楽になります。
構成案作成
構成案は基本的にインタビューの流れ通りに作成します。その際、記事の完成形がイメージできるように、文字起こしの内容を要約し箇条書きで並べておくとよいでしょう。
構成案作成の目的は、社員インタビューに載せる情報を整理し、記事の流れを整えることです。どんな順序で何を伝えるのかを明確にし、読者が自然に読める流れを意識しましょう。
本文執筆
構成案作成が終わったら、社員の言葉を活かすイメージで本文執筆を行います。
とはいえ、社員の言葉でわかりづらい点や整理されていない箇所は以下の方法を使ってより伝わりやすい表現に修正しましょう。
回りくどい言い回しを簡潔にする
同じ内容の繰り返しを1つに統合する
曖昧な言葉に具体性を加える
また、リード文(本文の前にある読者を惹きつける文章)に関しては、宣伝っぽさが出ないように簡潔で問題ありません。その代わりにタイトルや見出しは、「ペルソナに届くか?」や「読者の行動を促す気づきになりうるか」という視点で書きましょう。
記事の最後には、読者の関心が高まった状態ですぐに応募などの行動に移れるように、求人情報や応募リンク、他の社員インタビューのリンクを掲載しましょう。
写真掲載
文章だけでは伝わりきらない人柄や空気感を補ってくれるため、写真もこだわるようにしましょう。写真を選ぶポイントは、同じような写真が続かないようにしつつ、前後の文章に適した表情のものを選ぶことです。
公開・効果検証
公開したらSNSや他の採用媒体、社員用のコミュニケーションツールなどを活用して記事を拡散させます。SNSに関しては時間を置けば投稿文を変えて何度でも投稿できるので、社員インタビュー記事を何度も流用しましょう。
公開後1週間、1ヶ月、3ヶ月で効果検証を行います。どれくらい読まれたか、どれくらい拡散されたかを分析。採用コンテンツは読まれにくいので数値に一喜一憂せず、どんなコンテンツが求職者に刺さったかを判断する軸として活用しましょう。
自社サイトで社員インタビュー記事を出している場合は、「どの部分で離脱しているか」や「どこが熟読されているか」分析できるヒートマップツールの導入もおすすめです。その分析結果をもとに見出しを変えたり、質問の内容を調整したりしましょう。
また、応募者の方に「事前に社員インタビューを読んだか?」、「印象に残ったコンテンツはあるか?」を聞き、数字には出にくい定性的な評価を取るのもおすすめです。
採用サイトの社員インタビューでヒアリングすべき質問例
社員インタビューを実施するときにヒアリングしておきたい内容は、以下のとおりです。
プロフィール
入社したきっかけ
仕事内容
仕事のやりがい
社風・カルチャー
今後の目標
プライベート・休日の過ごし方
応募者へ一言
各質問の詳細をみていきましょう。
プロフィール
まずは、取材対象となる社員のプロフィールを紹介しましょう。自社にどんな社員がいるかを明らかにすると、求職者が共通点を見つけて共感しやすくなります。
具体的には、次の項目を紹介するとよいでしょう。
名前、年齢、出身地
学歴(大学、学部)
入社年度、現在の部署・役職
趣味や特技
社員のプロフィールは読者が親近感を抱くきっかけとなる重要な要素ですが、開示しすぎることは避けるべきです。プライバシーに配慮して、公開できる範囲内で情報を掲載してください。
入社したきっかけ
応募を迷っている求職者にとって、先輩社員が入社したきっかけは非常に気になる情報です。入社のきっかけを知ってもらうことで、応募のハードルを下げたり志望意欲を高めたりする効果が期待できます。
次のような質問をしてみましょう。
なぜこの業界に興味を持ったのか
就職活動中、どのような点を重視していたか
当社を知ったきっかけは何か
当社を選んだ決め手は何か
入社前と入社後で、イメージの違いはあったか
上記のように、応募から選考、内定承諾までのそれぞれのフェーズについて深掘りしておきましょう。
仕事内容
仕事内容は、求職者に入社後の働き方や将来像を知ってもらうために有効なコンテンツです。入社後の仕事を具体的にイメージできるよう、できるだけ具体的な内容に触れることがおすすめ。
例えば、次のような質問が効果的です。
現在の主な業務内容は何か
1日のスケジュールを教えてほしい
最近取り組んでいるプロジェクトについて
チームの雰囲気はどのようなものか
仕事で使用するツールや技術は何か
特に、1日のスケジュールは非常に魅力的なコンテンツです。写真やイラストなどを活用して、先輩社員がどのように1日を過ごしているのかを視覚的に伝えましょう。
仕事のやりがい
仕事のやりがいに関する質問は、求職者のモチベーション向上につながります。
具体的な質問例として、次のようなものが挙げられます。
仕事でやりがいを感じるのはどんなときか
最も印象に残っている仕事は何か
仕事を通じてどのように成長できたか
困難を乗り越えた経験について教えてほしい
この仕事で得られたスキルや経験は何か
仕事を通して何を得られているか、どのように成長できているかについても聞くと、キャリアアップやスキルアップも目指せる企業であることを伝えられるでしょう。
社風・カルチャー
社風や企業カルチャーは、働きやすさを大きく左右します。自社にマッチした人材からの応募を促進するためにも、どのような特色がある企業なのかをしっかりとヒアリングしましょう。
次のような質問をすると、社風やカルチャーについての情報を引き出しやすくなります。
当社の良いところは何か
社内のコミュニケーションはどのようなものか
会社の雰囲気を一言で表すと?
当社にマッチする人材はどのような人か
社内イベントや福利厚生について教えてほしい
社内の雰囲気や良いと思うところだけではなく、自社にマッチしそうな人材、一緒に働きたい人材の詳細を伝えることを意識してみてください。
今後の目標
先輩社員のキャリアプランや今後の目標は、求職者が自身の将来像を描くときの参考になります。
次のような質問で、具体的な目標を聞いてみましょう。
今後のキャリアプランはどのようなものか
5年後、10年後にどのような立場になっていたいか
現在の目標は何か
スキルアップのために取り組んでいることはあるか
会社にどのように貢献していきたいか
企業内でのキャリアパスや成長の可能性を具体的に示せれば、入社後のキャリアアップをイメージしやすくなり、入社意欲の向上につながります。
プライベート・休日の過ごし方
プライベートに関する質問をすることで社員の人となりがわかり、親近感を抱いてもらいやすくなります。また、休日を楽しめる企業であることをアピールできる点も大きなメリットです。
プライベート・休日の過ごし方について聞くときは、次のような質問がおすすめです。
休日はどのように過ごしているか
仕事とプライベートのバランスはどうか
趣味や息抜きの方法は何か
最近ハマっていることは何か
仕事以外で挑戦していることはあるか
社員の等身大の姿を伝えることで、求職者に入社後の生活を想像してもらいやすくなります。仕事面だけではなく、プライベート面からも企業や先輩社員の魅力を伝えましょう。
応募者へ一言
最後に、ターゲットに向けたメッセージを発信してもらいましょう。
応募を検討している人へメッセージをお願いします
どのような人と一緒に働きたいか
就活生へのアドバイスはあるか
当社で働く魅力を一言で表すと?
面接でアピールしてほしいポイントは何か
上記のような質問を通じて、企業が求める人物像を直接的に伝えることができます。また、求職者の志望意欲向上にも効果を発揮してくれるでしょう。
インタビュー本番で意識すること
インタビュー本番で意識することは以下3つです。
企画の趣旨を説明する
リラックスした雰囲気づくり
質問の順番を入れ替えたり、深掘ったりする
インタビューを始める前に、「なぜ社員インタビューをお願いしたか」や「この質問はこういう意図でしたいと思っています」など企画の趣旨や質問の意図を説明しましょう。そうすることで、社員インタビューで欲しい情報と社員の方が話す情報に齟齬が生じにくくなります。
また、社員インタビューに慣れていない社員も多いので、いきなり本題に入るのではなくアイスブレイクも兼ねて日常の話題や雑談を交えて、リラックスした雰囲気づくりをしましょう。
インタビュー中は質問リストに添いながらも、インタビューの流れを考えて適宜質問の順番を入れ替えたり、回答を深掘ったりしましょう。回答を深掘る際は、意思決定の背景にある思考や感情を探るイメージで、「なぜ?」や「どう感じましたか?」を繰り返し質問します。それにより、求職者に共感してもらえる社員の生の声を引き出せるでしょう。
関連記事:インタビュー記事の書き方と魅力を高めるコツ・注意点を例文つきで解説
社員インタビューを執筆する際に意識すること
社員インタビューを執筆する際に意識することは以下4つです。
- 求職者ファーストで記事を執筆する
- 物語化して紹介する
- 良い面も悪い面も書く
求職者ファーストで記事を執筆する
社員インタビューは求職者のための情報発信であり、求職者が抱える「この会社で活躍できるのか」「自分に合った職場なのか」という不安や疑問を解消するためのコンテンツであることを意識しましょう。
求職者ファーストの記事を執筆すためにも、企業や社員の方が何を伝えたいかよりも、求職者が何を知りたいかを意識して情報の取捨選択をしましょう。求職者の立場に立って、「知りたい」と思われる情報を優先的に盛り込むことで、より共感を得られる記事になります。
物語化して紹介する
求職者が社員インタビューを通じて知りたい内容は、福利厚生や労働条件などのスペック情報ではありません。
社員の方がどのような感情で、どのような想いを持って業務を行なっているかを物語化して紹介することが社員インタビューの役割です。
そのため、入社前の迷いや不安、入社を決めた瞬間、初めて手応えを感じたプロジェクトなどその社員にインタビューすることでしか書けない内容を過去、現在、未来の順で紹介するようにしましょう。
良い面も悪い面も書く
透明性を確保するため、社員インタビューでは良い面も悪い面どちらもリアルに伝えることを意識しましょう。悪いことも正直に書くことで、企業への信頼を高めることにもつながります。
弊社GIGの社員インタビューでは、「3回の転職を経てGIGへ入社」など出したくない情報も透明性を意識して記事に盛り込んでいます。転職回数を隠すのではなく、意味づけて語ることで共感を生みやすく、転職回数を気にする必要はないことを求職者に伝えられるコンテンツになりました。
自社が手がけた社員インタビュー事例
弊社GIGが手がけた社員インタビュー事例を2社紹介します。
株式会社アイダ設計
カウンティア株式会社
株式会社アイダ設計
出典:株式会社アイダ設計
株式会社アイダ設計の採用支援を行い、求人応募数を「半年で1件」から「月15件」へと劇的に改善しました。
アイダ設計は以前から採用サイトを運営していましたが、ほとんど応募がなく、大手求人媒体に頼らざるを得ない状況でした。この課題を解決するため、次の3つの施策を実施しました。
採用サイトの全面リニューアル
社員インタビューを中心とした魅力的な採用広報コンテンツの制作
自然検索からの流入を増やすためのSEO記事の作成
プロジェクトでは、まず採用ペルソナを明確に設定し、求職者が求める情報を分析。社員インタビューでは本音の部分を引き出しつつ、読みやすいコンテンツを制作しました。
これらの施策により、採用サイトへの流入数が増加し、さらに訪問者の関心を引く質の高い社員インタビュー記事が応募行動を促進。結果として、応募数の大幅な増加を実現することができました。
関連記事:「半年に1件だった求人応募数が月15件に」企業理解を深め、意欲の高い社員採用に寄与する採用サイト制作事例
カウンティア株式会社
カウンティア株式会社のWantedly運用支援では、社員インタビュー記事の作成を中心に支援し、応募数を「2週間に1件」から「1日最大5件」へと大幅に改善しました。
カウンティア社は、採用広報の知見がなく、Wantedlyに登録したものの活用できていない状況でした。GIGでは、週1回以上のエントリーと面談への着地を目標に、社員インタビュー記事作成を含むWantedly運用代行サービスを提供しました。
特に注力したのは、「エンジニアから公認会計士への転身」など社員の個性を際立たせたインタビュー記事の制作です。社員一人ひとりの魅力を引き出す記事作りにより、目標を大きく上回る「1日最大5件」の応募獲得を実現しました。
関連記事:Wantedly運用代行で2週間に1件しかなかったエントリー数が1日5件に|カウンティア様
採用サイトの社員インタビュー記事ならコンマルクにご相談ください!
採用サイトに掲載する社員インタビューは、求職者の志望意欲を高めたり自社にマッチする人材を伝えたりする効果がある、非常に重要なコンテンツです。ターゲットが必要としている情報をよく整理して、誰にどのような質問をすべきなのかをしっかりと見極めていきましょう。
質の高い社員インタビューコンテンツを制作するには、入念な準備と労力が必要です。また、専門的なライティングスキルや編集ノウハウも求められるので、社内リソースだけで対応するのは難しいかもしれません。
採用サイトの社員インタビューでお悩みの企業は、ぜひ「コンマルク」にご依頼ください。
コンマルクは、数百万PV〜数億PVのメディア構築実績を持つ専門家集団であるGIGのメディア編集部が、貴社の事業成長に必要不可欠なメディア運営を強力にバックアップするサービスです。初期の戦略策定から記事制作・内製化支援までワンストップでご提供します。
自社で培ったナレッジをもとに採用サイトを制作する目的を明確にし、ブランディングの構築から対応が可能です。ペルソナ設計や競合調査を行うことで、ユーザーのエンゲージメントを高め、CVにつながるサイト設計を実現。コンセプト設計やブランド戦略の策定などさまざまな方向から、資産となる社員インタビュー記事の制作をサポートします。
また、各種Webマーケティング施策やWebコンサルティングの実施にも対応しています。採用サイトを活用して事業の成長を加速させたい方は、お気軽にコンマルクまでご相談ください。
- インタビュー記事制作 / 設計
- SEOコンテンツ制作 / 設計
- ホワイトペーパー制作 / 設計
- 動画制作 / 設計
- アクセス解析基盤設計
- アクセス解析・Webコンサルティング
- Web広告・SNS広告
- コンセプト / ペルソナ / CJM設計
- コンテンツマーケティング伴走支援 など

コンマルクは、コンテンツ制作、インタビュー取材、マーケティング設計、メディア運営、サイト分析改善など、上流から下流までトータルで伴走するコンテンツマーケティング総合パートナーです。コンテンツ制作やWebマーケティング、ブランディング、広報、動画領域に詳しいメンバーが情報発信をしています。