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Webサイトによくある課題3選&今日からCVが増加する9つの改善ポイント

Webサイト改善
目次

会社やブランドのWebサイトを長く運用していても、問い合わせや売上につながらず悩んでいませんか。

「Webサイトの運用コストばかりかかっているが、成果につながっている感じがしない……」

「PV数は多いのにCVが極端に少ないけど、原因は何だろう?」

弊社(株式会社GIG)は年間4,000件以上の法人リードを、ほぼ100%インバウンド(主にオウンドメディア経由)で獲得している実績があります。本記事では、弊社の自社メディア「コンマルク」の編集長である石川が、CVを増やすためのWebサイト改善・アクセス解析のポイントについて解説します。

  • Webサイトのアクセス解析からサイト改善までの流れ
  • Webサイトによくある課題3選とすぐにできる9つの対策
  • Webサイトをさらに良くするアクセス解析の方法(応用編)

石川 翔貴(いしかわ しょうき)

株式会社GIG Marketing事業部。上級ウェブ解析士。自社メディア「コンマルク」の編集長として、数百件のキーワード選定を行う。社内外のキーワード設計業務のほか、SEO記事制作、アクセス解析、Webマーケティングに関するレクチャーまで幅広く担当。

アクセス解析からサイト改善までの流れ

はじめに、アクセス解析からサイト改善を行う流れを概観します。どのようなプロセスで実行するのか、前提として把握しましょう。

課題と対策は3つのファネルごとに整理する

Webサイトを改善するためには、ファネルごとに状況を整理すると課題が明確になります。具体的には、以下の3段階に分けて現状を調査します。

ファネルチェックポイント
↓↓↓流入SEO、広告、メルマガ などのマーケティング施策
↓↓誘導コラムページ→サービスページ
サービスページ→問い合わせ(問い合わせページ)
コンバージョン問い合わせフォーム、サービス資料ダウンロードフォーム など

定期観測している数値から仮説を立てて検証する

まず、定期観測している数値を見て改善できそうな点がないかを考えます。

ツールとしてはGoogleのLooker Studioを使用し、以下のような指標を確認します。

  • セッション数
  • お問い合わせ数
  • CVページなどへの遷移数

何か月分かデータがあると、目立って数値の低いポイントが見え、改善できそうな部分に当たりがついてきます。この時点で、「セッション数が改善できそう」「お問い合わせ完了率が課題だ」など、仮説を設定しましょう。

仮説を立てたら、実際にWebサイトを見てみます。データを見る前に、「ここが悪そうだ」「ここを変えれば良くなりそうだ」という箇所を見つけるイメージです。

その後はGA4やヒートマップツールを使い、仮説が正しそうか、当たりをつけた部分に本当に問題がありそうか、データを見て検証します。

即効性の高い部分から改善する

仮説検証の過程で問題点が見つかったら、具体的な打ち手を検討します。

現状の課題と工数などの制約条件を生成AIに読み込ませ、対策を提案させてもよいでしょう。改善案が出揃ったら、状況に合わせて優先度を決めて実行します。

おすすめなのは、改善のインパクトが大きいファネルの下流から対策していくこと。

サイトへの流入を増やすには広告出稿やSEO対策など中長期施策が必要であるのに対し、問い合わせフォームやCTAには一日で改善できるようなポイントが多々あります。

また、サイト改善によって流入が増えたとしても、その先のCTAやお問い合わせフォームに課題があると、CV数はなかなか増えません。流入数が増えた時にその恩恵を最大化するためにも、CVの土台となるお問い合わせフォームやCTAから改善していくと効率的です。

即効性の高い部分から改善し、その日から効果測定を始めましょう。

Webサイトによくある課題3選と9つの対策

ここからは、Webサイトによくある課題3つと、それぞれについてすぐにできる対策を9つ紹介します。

3大課題対策(改善ポイント)
正確に計測できていない・キーイベントやUTMパラメータを設置する
内部アクセスを除外する
問い合わせフォームのUI/UXが悪く離脱されやすいフォームの項目を精査する
・ヘッダーとフッターを削除する
・入力UI/UXを細かく見直す
CTAが効果的に配置できていない・ページ内の目につくところに設置する
・目的のページに直接遷移できるCTAにする
・ユーザーがサービスを検討するタイミングにCTAを設置する
・CVハードルの低いCTAを配置する

どれも基本的な内容ですが、意外と基本が疎かにされがちです。一つひとつのポイントを押さえれば必ず効果が現れるので、できるところから改善を進めましょう。

1. 正確に計測できていない

そもそも、Webサイトの実情を正しく計測するのに必要な準備はできていますか。

Webサイトを改善し成果を高めるためには、正しく効果測定して現状を認識することが必要不可欠です。正しく計測できるよう、以下のポイントを押さえられているか確認してください。

キーイベントやUTMパラメータを設置する

Webサイトの現状を正しく解析するため、必ず以下の対応を行いましょう。

  • キーイベントを設定する
  • URLが変更されている場合は設定し直す
  • UTMパラメータを設定する

キーイベントが未設定だったり、設定されているURLが古かったりすると、Webサイトの成果を正しく把握できません。最新のURLでキーイベントを必ず設定してください。

UTMパラメータによって、ユーザーがどこから流入してきたのかを把握することも重要です。URLの直接入力やブックマーク経由での訪問なのか、メルマガ経由なのかなど、Webサイトへの訪問チャネルを正しく把握する必要があります。

内部アクセスを除外する

意外と見落とされている場合があるのが、内部アクセスです。

アクセス数が増えても、社内の人やWebサイトの運用関係者による訪問では意味がありません。関係者はオプトアウトアドオンなどのプラグインを使用してアクセス情報を送らないようにし、必要に応じてGA4側からデータを除外してください。

GA4の具体的な操作方法については、以下の関連記事も参考にしてください。

▶関連記事:上級Web解析士によるサイト改善のための分析入門|GA4など3種類のツールの活用方法を解説

2. 問い合わせフォームのUI/UXが悪く離脱されやすい

問い合わせフォームのUI/UXが悪いと、問い合わせフォームまで来ているのに離脱されてしまいます。これは何よりもったいないパターンです。

「面倒くさそうだからいいや」と思った瞬間、ユーザーはCVせずにページを離脱してしまいます。できるだけ最短でCVしてもらえるよう、フォームのUI/UXには配慮を尽くす必要があります。

ユーザーの離脱ポイントを細かく潰していけば、派手なサイト改善よりよほど効果を見込めます。具体的な改善点を解説しましょう。

フォームの項目を精査する

問い合わせフォームの項目を精査し、できるだけ少なくしましょう。

ユーザーの役職や、サービスの認知経路など、アンケート系項目が多ければ多いほど離脱につながります。

ユーザーにヒアリングしたい、営業に顧客情報を渡したい気持ちはやまやまですが、心を鬼にして項目を削ってください。

ヘッダーとフッターを削除する

問い合わせページのヘッダーとフッターは削除するのをおすすめします。

別ページへ遷移させるリンクなどの要素があるため、ヘッダーやフッターが離脱の一因になりかねません。

問い合わせページの目的はあくまで問い合わせを完了してもらうこと。目的の障害となる要素は削除するのが望ましいでしょう。

入力UI/UXを細かく見直す

問い合わせページの入力項目を最小限にし、余計な要素を削除したら、入力UI/UXをできる限り快適にします。以下に挙げるポイントをすべて押さえると、ユーザーに離脱されにくい問い合わせフォームが完成します。

ポイント理由
即答が難しい質問や選択肢を削除する回答内容に迷うと離脱につながるため

プルダウン(セレクトボックス)をラジオボタンやチェックリストに変更する

プルダウン(セレクトボックス)は「開いて」「選ぶ」2つの動作が発生し、操作が面倒な印象を与えるため

必須項目はテキストで【必須】と表現し視認性を高める

アスタリスク(*)などの記号は視認性が悪く、ユーザーが必須項目を理解できず離脱につながるため

フォームの進行状況がわかるようなUIを加える
例)「お問い合わせ完了まであと何ステップです」と表示する

あと何項目入力すれば完了するのか、先が見えないと面倒な印象を与え、離脱につながるため
テキストフォームには入力例を表示する入力内容に迷うと離脱につながるため
半角や全角などはフォーム側で自動変換するエラー条件が複雑だと離脱につながるため
エラーメッセージはフォームの入力時に表示する送信ボタンの押下後にエラーメッセージを表示すると、送信を阻まれる印象を与え、離脱につながるため

すぐに直せる箇所から修正すれば、今日からでもCV改善が期待できます。少しずつ対策してみてください。

3. CTAが効果的に配置できていない

CTAの配置位置や遷移先が適切でないと、訴求内容がユーザーに届かず、成果を阻害する要因になります。CTAを置く場所や遷移先にはこだわりましょう。

ページ内の目につくところに設置する

まず、CTAはページ内の目につくところに設置するのが鉄則です。

多くのWebサイトにCTAがありますが、ユーザーの目につきにくいケースがあります。とくにヘッダーなどのページ外に置かれたCTAは、ユーザーに見落とされがちです。

CTAは必ずページの内部に、なかでもとびきりユーザーの目につく位置に設置しましょう。

目的のページに直接遷移できるCTAにする

CTAの遷移先は、CVに直結するページを設定してください。

CTAを設置しているものの、遷移先が「資料一覧」や「お問い合わせ一覧」などのハブページになっているケースがあります。この場合、せっかくCTAボタンをクリックしても、その後のページ選択に迷って離脱してしまうユーザーが必ず発生します。

訴求するサービスやユーザーが求めているサービスが決まっている場合は、特定サービスの資料請求フォームや問い合わせフォームなど、CVに直結するページに直接遷移できるCTAにしましょう。

ユーザーがサービスを検討するタイミングにCTAを設置する

ユーザーが商材やサービスの利用を検討する内容の付近にCTAを設置すると効果的です。

具体的には、サービスの料金情報や、他サービスとの比較表、診断コンテンツや料金シミュレーションなど。CTAを配置する場所に迷った場合はこれらの近くに配置すると、「このサービス良さそうだな」と思った瞬間に「お問い合わせ」ボタンをクリックしてくれる傾向があります。

CVハードルが低いCTAを配置する

ユーザーの心情を考慮して、CVするハードルが低いCTAを置くのもおすすめです。

Webサイトの訪問者の多くは、「お問い合わせ」に対して心理的なハードルを少なからず感じます。電話が来るかもしれない、メールがたくさん届くようになったら嫌だなどと警戒して当然です。

そんなユーザーのために、「お問い合わせ」ボタンに加えて「資料ダウンロード」ボタンを配置しましょう。問い合わせするのは気が引けるけど、資料を見てみるだけならとCVしてくれるユーザーは必ずいます。

ただし、資料ダウンロードだけでは商談につながりにくく、リードが売上に直結しにくい側面があるのは否めません。売上につなげやすいCTAとのバランスを考えながら、試行錯誤してみてください。

応用編|Webサイトをさらに改善する方法

基本的なポイントを改善できた後の運用では、アクセス解析によって課題を探し、少しずつWebサイトを改善していきます。

ここでは応用編として、成果につながりやすいアクセス解析・改善の方法を説明します。

有効なCVの共通点を分析し動線を強化する

有効なCV(実際に商品やサービスを購入してくれた人)について、その人たちがWebサイト上どのような動きをしていたのかを検証しましょう。

GA4やヒートマップを活用してWebサイト訪問前後の動きを確認し、有効なCVに共通する点を探します。

たとえば、有効なCVの多くが、問い合わせの直前に同じページを見ている場合があります。弊社のサービス「コンマルク」の場合も、お問い合わせページに到達する前に会社概要ページを見ている方が多いという傾向がありました。この場合、会社概要ページの動線内にわかりやすいCTAを設置すれば、より多くの問い合わせにつながるかもしれないと仮説が立ちます。

温度感の高いユーザーには、CTAを探させず、CTAが即見つかる“ストレスフリー”な状態にする。「問い合わせたい」と感じた瞬間に問い合わせCTAをクリックできる状態にするのが理想です。

そのような観点で改善するために、有効なCVに共通する動きを分析するのが効果的です。

GA4やヒートマップの具体的な使い方については、以下の関連記事も参考にしてください。

▶関連記事:上級Web解析士によるサイト改善のための分析入門|GA4など3種類のツールの活用方法を解説

CVせず離脱した人が多い箇所を改善する

逆に、CVせず離脱してしまったユーザーの共通点を分析するのもおすすめです。

フォームに課題がある場合にとくに見るべきなのが、お問い合わせページに訪問したが問い合わせを完了しなかった人の動きです。ヒートマップを見れば、どの項目で迷ったのか、どこが入力しにくいのかが一目瞭然です。

多くの人の離脱ポイントになっている箇所から優先して改善しましょう。

サイト内検索の頻出ワードの動線を強化する

Webサイト内検索機能がある場合、サイト内検索でよく検索されているワードを調べてみましょう。

サイト内検索結果を表示する画面では、URLの末尾に「?freeword=(検索ワード)」などの特定の文字列が付くので、これを分析します。

具体的な方法は、まずGA4の「ページパスとスクリーン」から、「ページパス+クエリ文字列」を選択し、検索結果のURLを抽出します。それを行に設定し、フィルターで「freeword=」まで指定して、検索ワードの文字列を一覧化します。CSVなどでダウンロードして生成AIに分析させ、頻出ワードや傾向を見るという流れです。

よく検索されているワードがあれば、ヘッダーなどのわかりやすい位置にリンクを置き、ユーザーニーズを満たすページにアクセスしやすくします。ニーズを満たすページがなければ、新たに制作しても良いでしょう。

突出して検索されているワードがなくとも、検索ワードに傾向が見つかれば、改善の方向性を考えやすくなります。

ユーザーが知りたいことを直接入力するサイト内検索は、改善のヒントの宝庫。頻出ワードを見れば、ユーザーのニーズをそのまま知ることができるのです。

まとめ

「良いWebサイト」を作り上げるためには、ユーザーフレンドリーなデザイン視点に加え、事業成功につなげるためのマーケティング視点が不可欠です。Webサイトのデザインをシンプル化し、CVに直結させる改善判断が必要な場合もあります。

アクセス解析を使いこなせれば、Webサイトの改善策の立案や、どんなページを作るべきかといった議論がしやすくなります。担当者の感覚値や経験則に頼るのではなく、データに基づいた合理的な判断が可能になるためです。

客観的なデータを判断基準にするという方針が関係者で共有されれば、改善施策の実行判断もスムーズになります。

アクセス解析を活用しながら、自社のWebサイトでより成果を出せるように改善してみてください。

Webマーケティング支援は「コンマルク」にお任せください

売上につながるWebサイトを作るためには、ユーザーの動線やCVの特徴、流入経路など多くのデータを日ごろから観測し、仮説検証を繰り返す必要があります。

すぐに効果を見込める場合もある一方、改善の影響を中長期的に確認しながら、根気よく取り組むべきケースも少なくありません。

コンテンツマーケティング総合パートナーの「コンマルク」は、年間4,000件以上の法人リード / 年間10,000件以上の個人リードの安定獲得実績を持つ専門家集団であるGIGのマーケティングチームが、Webサイトの改善を含めたデジタルマーケティングを力強く支援します。外注から伴走、内製化支援まで、ぜひお気軽にご相談ください。
















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コンテンツマーケティング・コンテンツ制作会社ならコンマルク
コンマルクは、コンテンツ制作、インタビュー取材、マーケティング設計、メディア運営、サイト分析改善など、上流から下流までトータルで伴走するコンテンツマーケティング総合パートナーです。 コンテンツマーケティング・コンテンツ制作でお悩みの方は、まずは無料相談からご連絡ください。 現場経験豊富なコンサルタントが、お客様の課題解決にむけてヒアリングさせていただきます。
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記事を書いた人
石川翔貴

立命館大学政策科学部卒。学生時代より学生起業家へのインタビューや就職活動に関するメディアを運営。株式会社GIG入社後は上級ウェブ解析士の資格を取得し、自社メディア「コンマルク」の編集長業務、SEO記事制作、アクセス解析、Webマーケティングに関するレクチャーまで幅広く担当。 受賞歴 Senior Web Analytics Consultant Award 2026 審査員特別賞

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