株式会社GIG
【月間登録者数が1.5年で400名→1,000名に】Workshipが実践したAI検索最適化の取り組みと成果を大公開
「Workship」は、エンジニア・デザイナーをはじめとしたフリーランス・副業人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。オウンドメディア「Workship MAGAZINE」とあわせて情報発信を続け、1.5年で月間のサービス新規登録者数を400名から約1,000名(約2.5倍)まで伸ばしました。AI検索での露出も評価され、「AI Search Cited Award 2026 上期」では第2位を受賞しています。
生成AIの普及により、サービスや情報の探し方は大きく変化しています。Workshipでもこの変化に対応するため、既存コンテンツの改修・多媒体展開・PR施策によってAI検索での露出を高めてきました。
本記事では、2年弱の取り組みで得た具体的な成果や、AI検索の露出につながった施策、効果の測り方、これから着手する企業が優先すべき順番について解説します。
AI検索最適化によりWorkshipの新規登録者数は2.5倍に増加
Workshipの1.5年間の成果は以下のとおりです。
施策開始時 | 1年後 | 1.5年後 | |
月間サービス新規登録者数 | 約400名 | 約800名 | 約1,000名 |
施策開始から1年で月間登録者数が約400名から約800名以上に増加し、その後の半年でさらに約1,000名に到達しました。
Workshipで成果が出た取り組み
AI検索での露出につながった施策は、次の3つです。
長年続けているWebマーケティング・広報PR施策を徹底したことが結果的にAI検索最適化にも効果を発揮し、新規登録者数約2.5倍という成果につながりました。
- 自社サービスへの言及内容を、あらゆる媒体で統一する
- 常に最新の情報が更新される仕組みをつくる
- 多媒体展開とPRで、言及される場所を増やす
自社サービスへの言及内容をあらゆる媒体で統一する
WorkshipのオウンドメディアであるWorkship MAGAZINEでは、Workshipに関する言及内容をほぼ毎回、同じ方向性で記事内に入れてきました。
- Workshipがどのようなサービスなのか
- どのようなメリットがあるのか
- どのような人に使ってほしいのか
一字一句まで同じにする必要はありません。ライターに執筆を依頼する際も、サービスの概要や強み、伝えてほしいポイントを事前に共有し、紹介内容や表現がばらつかないようにしています。
この内容はサービスページや自社コンテンツだけでなく、PR TIMESなどの外部媒体や取材記事にも適用。ブランドのメッセージがあらゆる媒体で揃っていることで、AIがWorkshipというブランドを理解しやすくなります。Workship MAGAZINEで実施した内容は、現在、コンマルクを運営するGIGが提供しているブランド設計のベースにもなっています。
常に最新の情報が更新される仕組みをつくる
Workshipのサービスサイトでは、登録者数・企業利用数・案件数といった数値が、常に最新の状態に更新される仕組みになっています。
AIが回答を生成する際の情報源になりうるため、古い情報を残さないことは重要です。自社でコントロールできる公式情報から、まずは最新の状態に保っておきましょう。
多媒体展開とPRで言及される場所を増やす
Workshipでは自社媒体だけでなく、以下のような外部媒体での露出も増やしてきました。
- PR TIMESなどでのプレスリリース配信・調査リリース
- Web媒体や雑誌からの取材対応
- 外部サイトでのサービス紹介
- SNSやYouTube、動画での発信
これらすべてで、自社サイトと同じ内容・表現でWorkshipを紹介するよう統一しています。
ただし、外部媒体は自社でコントロールしきれない部分があります。必要な情報が自社サイトに揃っていない状態で外部展開を進めても、期待した効果は得にくいため、まずは自社の公式情報を整えることが大切です。
Workshipの効果測定の考え方
AI検索の効果をどう測るかは、多くの企業が悩むポイントです。Workshipでの考え方を紹介します。
AI経由の流入数や指名検索数も追えますが、Workshipでは主要KPIには置いていません。KPIを増やしすぎると運用の負担が大きくなり、「指名検索を増やすにはどうするか」といった本質から外れた議論になりやすいためです。
代わりに置いているのが、シェア・オブ・モデル(Share of Model:SoM)です。
- 自社が必ず露出したいプロンプトをあらかじめ定義する
- そのプロンプトに対して、自社ブランドが露出しているかをカウントする
- 露出している割合をパーセンテージで可視化する
露出できていないプロンプトが明確になるため、「どうすれば露出できるか」という次の戦略にそのまま接続できます。数字を眺めて終わりにならない点が、この指標を選んだ理由です。
これからAI検索最適化に取り組む企業へ
限られたリソースのなかで取り組む場合は、以下の順番での着手をおすすめします。
1. まずは自社サイトを整える
最優先は、自社サイトの以下のページです。外部媒体への露出やコンテンツ制作の前に整えましょう。
- Topページ
- Aboutページ
- サービス紹介ページ
- 機能ページ
できれば、この前段でブランド設計(自社が何者で、どんなメリットがあり、誰に使ってほしいのかの言語化と統一)まで行えるとベストです。
2. 自社コンテンツの発信と改修
サイトが整ったら、コンテンツを展開していきます。記事内でのブランドメッセージは統一し、ライターにも方向性を共有しましょう。
3. 外部媒体・PRへの展開
プレスリリース、外部媒体からの取材、SNS・動画など、言及される場所を広げていきます。実務上は2と3が同時並行になることも多いですが、優先順位は自社サイトが上です。
なお、外部媒体に掲載されている自社サービスの情報が古い場合は、訂正や更新を依頼することも有効です。リソースに余力のある企業は、広報PRの基本施策として取り組む価値があります。
AI検索最適化をコンマルクに相談してみる
今回は、GIGが提供する「Workship」におけるAI検索最適化の取り組みを紹介しました。1.5年で月間登録者数を400名から約1,000名へ伸ばせた背景には、ブランドメッセージの統一、公式情報の最新化、多媒体での露出という基本施策の積み重ねがあります。
コンマルクでは、自社サービス運用で培ったノウハウを活かし、ブランド設計からサイト情報の整備、コンテンツ制作、シェア・オブ・モデルの可視化まで一貫してご支援が可能です。
「AI検索への対応を始めたいが、何から手をつければいいかわからない」「検索流入が頭打ちになっている」「AIでの露出状況を可視化したい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひコンマルクにご相談ください。