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EFOでフォームでの離脱を改善する方法|原因特定から施策実行まで

EFO_フォーム
目次

フォームへの到達率は高いのに、完了率が伸びない——そんな悩みを抱えるWebサイト担当者にとって、「フォーム離脱」の問題は無視できない課題です。入力フォームは購入・問い合わせ・登録というコンバージョン直前の最終関門であり、ここでの離脱はそのまま機会損失につながります。

EFO(Entry Form Optimization=エントリーフォーム最適化)は、このフォーム離脱を減らすための施策です。入力補助機能の追加・フォーム設計の見直し・ユーザー体験の改善を通じて、フォームの完了率を高めることを目的とします。

この記事では、フォーム離脱が起きる仕組みと主な原因を整理した上で、EFOによって離脱を改善するための具体的な手法を解説します。

なぜフォームで離脱が起きるのか

フォームからの離脱は、ユーザーが「入力するのが面倒」「続けるのが不安」と感じた瞬間に起きます。その背景には、大きく分けてコストの問題と信頼性の問題があります。

入力コストが高すぎる

フォームに到達したユーザーはすでに一定の興味関心を持っています。にもかかわらず離脱するのは、入力に必要なコストが得られる価値を上回ると感じるからです。項目が多い、入力形式がわかりにくい、スマートフォンでの操作が煩雑——こうした体験の摩擦がユーザーを離脱させます。

特にスマートフォンでの利用シーンでは、タップ操作と小画面での入力という制約が加わります。PCを前提に設計されたフォームをモバイルでそのまま表示している場合、入力ハードルは数倍になります。モバイル経由のアクセスが増加している現在、スマートフォンでの体験が離脱率を左右するケースが多くあります。

不安・不信感による離脱

「このフォームを送信して大丈夫か」という不安も、離脱の大きな原因です。プライバシーポリシーへの誘導がない、SSL証明書の表示がわかりにくい、会社情報が確認しにくい——こうした状況ではユーザーの信頼を得られず、フォームを完了しないまま離脱します。

BtoBサービスの問い合わせフォームでは「営業電話がかかってくるのではないか」という懸念が離脱につながることもあります。「まずは資料をお送りするだけです」「お電話は希望者のみです」のような安心感を与えるコピーを添えることが有効なケースがあります。

途中離脱——なぜ一部の項目で集中的に離脱が起きるか

フォームの中でも特定の項目で集中的に離脱が起きることがあります。自由記入欄(要望やメッセージ欄)、生年月日の入力、クレジットカード情報の入力などはハードルが高く離脱を誘発しやすい項目です。

「この項目を入力したくない」ではなく、「この項目の入力方法がわからない」という技術的な問題が原因のこともあります。郵便番号の入力形式がハイフンあり/なしで混乱させている、電話番号の桁数確認が煩雑など、フォームのUI設計上の不備が見えない離脱原因になっているケースは多くあります。

EFOによる離脱改善の手法

フォーム離脱を改善するEFO施策は、「機能の改善」「設計の見直し」「コミュニケーションの改善」の3方向から考えることができます。

入力補助機能による摩擦の除去

ユーザーの入力作業そのものを楽にする機能は、最もシンプルに効果が出やすいEFO施策です。

郵便番号からの住所自動補完は、数字7桁の入力だけで住所フィールドが埋まる機能で、入力コストを大幅に下げます。電話番号のハイフン自動入力、メールアドレスのドメイン候補サジェスト、生年月日のセレクトボックス最適化なども同様の効果があります。

スマートフォンでの入力では、フォームのフィールドタイプを適切に設定することも重要です。数字入力が必要な項目では inputmode="numeric" を指定することで数字キーボードが自動的に表示され、ユーザーがキーボードを切り替える手間がなくなります。こうした技術的な細部がモバイルでの完了率に影響します。

フォーム設計の最適化

フォーム全体の設計を見直すことで、ユーザーの「この先を続けるハードル」を下げることができます。

入力項目の削減は最も直接的な施策です。「本当に初回問い合わせ時点で必要な情報はどれか」を見直すと、削除できる項目が見つかることがあります。担当者名・部署名・電話番号を必須にしているBtoBフォームで、電話番号を任意にしただけで完了率が改善した事例も知られています。

ステップ式フォームへの変更も効果的な手法です。すべての項目を1ページに並べる代わりに、「まず名前とメールアドレス」→「次に詳細を入力」と段階的に進める形式は、「一歩踏み出す心理的ハードル」を下げる効果があります。最初のステップを短く設計することで入力を開始してもらいやすくなり、途中まで入力したユーザーは続けようとする傾向があります。

入力の難易度が低い項目を先に配置する工夫も有効です。名前・メールアドレスなど簡単な項目を最初に持ってくることで、フォームへの抵抗感を下げます。

エラーメッセージと入力支援の改善

「送信したらエラーが出た」という体験は、離脱を引き起こす大きな要因です。エラーが出たときに、ユーザーが何を直せばよいかを即座に理解できる設計が重要です。

リアルタイムバリデーション(入力と同時にエラーチェックを行い、その場でフィードバックを返す仕組み)は、送信後にまとめてエラーを表示する方式より完了率が高くなることが多い設計です。「この形式で入力してください」という例示を入力欄の近くに配置することも、エラー発生率を下げます。

信頼性を高めるコミュニケーション

フォームの近くに「個人情報の取り扱いについて」のリンク、セキュリティ対策の表示(SSLアイコンなど)、問い合わせ後のアクション説明(「ご返信まで〇営業日いただきます」など)を配置することで、ユーザーの不安を取り除けます。

「入力は3分で完了します」「今すぐキャンセルできます」のような手軽さを示すコピーも、フォームへの心理的ハードルを下げる効果があります。

フォーム離脱の分析から始めるEFOプロセス

EFO施策を効果的に進めるためには、「どこで離脱しているか」のデータを最初に取ることが重要です。感覚に頼って項目を削ったりデザインを変えたりするだけでは、的外れな改善になるリスクがあります。

EFOツールを利用すると、フォームの各フィールドでの離脱率、入力に要した時間、エラーが発生した項目、戻るボタンを押した箇所などのデータが取得できます。Gyro-n EFOなどのツールがよく使われており、JavaScriptのタグをフォームページに設置するだけで計測を開始できるものが多いです。

データを取得した後は、離脱が集中している項目に対して「なぜここで離脱するか」の仮説を立て、対策を実施します。ABテストが可能な環境であれば、改善版と現行版を比較して効果を定量的に確認することが理想です。

EFO改善の継続的な運用

フォームの離脱改善は「一度施策を打てば終わり」ではありません。ユーザーのデバイスや行動パターンは変化しており、フォームの内容も施策の追加や商品改定で変わることがあります。定期的にデータを確認し、新たな離脱ポイントが生じていないかを監視する継続的な運用が重要です。

また、フォームへの流入経路(広告・SEO・SNSなど)によって、ユーザーの温度感や期待値は異なります。同じフォームでも流入元によって離脱パターンが変わることがあるため、流入セグメントごとの分析が改善精度を高めます。

フォームの前後の改善も含めてコンマルクへ

フォーム離脱を減らすことと並行して、「フォームに到達するユーザーの質」も重要な要素です。コンテンツが検索意図に合致しておらず、関心の低いユーザーがフォームに誘導されている場合、EFO施策だけで大幅な改善は見込みにくくなります。

コンマルクでは、コンテンツ制作から導線設計・フォームへの誘導・分析改善まで一気通貫で支援しています。フォーム離脱の改善に限らず、CVR全体を高めるための相談はコンマルクへのお問い合わせからお気軽にどうぞ。

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コンマルクは、コンテンツ制作、インタビュー取材、マーケティング設計、メディア運営、サイト分析改善など、上流から下流までトータルで伴走するコンテンツマーケティング総合パートナーです。 コンテンツマーケティング・コンテンツ制作でお悩みの方は、まずは無料相談からご連絡ください。 現場経験豊富なコンサルタントが、お客様の課題解決にむけてヒアリングさせていただきます。
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記事を書いた人
米山拓真(ペンネーム:すめし)

SEOコンテンツディレクター・ストラテジスト。5,000記事以上のコンテンツ制作実績をもち、製造業から美容、テクノロジーまで幅広いジャンルにて集客・リード獲得実績多数。株式会社GIGの運営するLeadGrid Blogにて初代編集長を務める。コンマルクでは、SEOを軸としたコンテンツマーケティング戦略とWebマーケティングの実践知を発信する。

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