SNS運用代行おすすめ10社を比較!料金相場と選び方も解説
SNSマーケティングの重要性が高まる中、多くの企業が「投稿する時間がない」「効果的な運用方法が分からない」という課題を抱えています。そんな企業の強い味方となるのが、SNS運用代行サービスです。
この記事では、おすすめのSNS運用代行会社を比較するとともに、依頼できる業務内容、費用相場、そして自社に最適なパートナーを見つけるための選び方まで、詳しく解説します。
SNS運用代行に依頼できる業務内容
SNS運用代行会社に依頼できる業務は多岐にわたります。自社の課題や目的に応じて、必要なサービスを選択することが重要です。
アカウント開設・初期設定
SNSアカウントの新規開設から、プロフィール設定、ビジュアルデザインの作成まで、アカウント立ち上げに必要な作業を代行します。ブランドイメージに合わせた世界観の構築や、SEO対策を意識したプロフィール文の作成など、専門的な視点でアカウントを最適化してくれるでしょう。
また、ビジネスアカウントへの切り替えや分析ツールの導入など、運用に必要な各種設定も行います。
投稿コンテンツの企画・制作
日々の投稿内容の企画立案から、テキスト作成、画像や動画の制作まで、コンテンツ制作全般を担当します。ターゲット層の興味関心を分析し、エンゲージメントを高める投稿を継続的に作成してくれるのが特徴です。
業界トレンドを踏まえた投稿により、フォロワーの関心を引き続けることができるでしょう。
投稿代行・スケジュール管理
作成したコンテンツを最適なタイミングで投稿する作業を代行します。各SNSのアルゴリズムやターゲット層のアクティブ時間を考慮し、エンゲージメントが最大化される時間帯を選定してくれます。
複数のSNSアカウントを運用している場合でも、一元管理ツールを活用して効率的に投稿を実行します。
コメント対応・コミュニティ管理
フォロワーからのコメントやメッセージに対する返信、いいねなどのアクティブサポートを行います。迅速で適切な対応により、ユーザーとの良好な関係性を構築し、ブランドロイヤリティの向上につなげられるでしょう。
また、炎上リスクの監視や不適切なコメントへの対処など、リスクマネジメントも重要な業務です。24時間365日の監視体制を整えている会社もあります。
効果測定・分析レポート作成
投稿のインプレッション数、エンゲージメント率、フォロワー増加数など、各種指標を定期的に分析します。数値データに基づいた詳細なレポートを作成し、施策の効果を可視化してくれるのが特徴です。
分析結果をもとに、改善提案や次期戦略の立案も行います。PDCAサイクルを回すことで、継続的な成果向上を実現できるでしょう。
SNS広告の運用
Instagram広告やX広告、Facebook広告など、各プラットフォームの広告運用も依頼できます。ターゲティング設定から広告クリエイティブの制作、入札管理、効果測定まで、広告運用に必要な業務を包括的にサポートします。
オーガニック投稿と広告を組み合わせた総合的なSNSマーケティング戦略により、認知拡大から購買促進まで、幅広い目的を達成できます。
インフルエンサー施策
自社ブランドに適したインフルエンサーの選定から、PR企画の立案、投稿内容の監修、効果測定まで、インフルエンサーマーケティング全般を代行します。インフルエンサーとの交渉やコミュニケーションも任せられるため、自社の負担を大幅に軽減できるでしょう。
適切なインフルエンサーの起用により、短期間で大きなリーチと信頼性の獲得が期待できます。
キャンペーン企画・実施
フォロー&リツイートキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなど、ユーザー参加型の企画を立案・実施します。キャンペーンページの作成から応募管理、当選者対応まで、運営に必要な業務を一貫してサポートしてくれます。
魅力的なキャンペーンにより、フォロワー増加やUGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出を促進できるでしょう。
おすすめのSNS運用代行会社10選
実績豊富で信頼できるSNS運用代行会社を10社厳選しました。各社の特徴や強みを詳しく紹介します。
株式会社GIG

株式会社GIGは、コンテンツマーケティングの総合サービス「コンマルク」を提供する企業です。X、Instagram、Facebookなど主要SNSに対応し、戦略設計から日々の運用改善まで一貫したサポートを行います。SEOやマーケティングの専門家によるコンサルティングと、実績豊富な取材・編集チームによる高品質なコンテンツ制作が大きな強みです。
単なるSNS運用に留まらず、SEOコンテンツ、取材コンテンツ、ホワイトペーパー、プレスリリース、メールマガジンなど幅広いマーケティング施策の伴走が可能です。既存のオウンドメディア記事や動画をSNSに最適化してリメイクする効率的な展開も得意としています。
株式会社コムニコ
▲出典:株式会社コムニコ
株式会社コムニコは、SNS運用代行の老舗として豊富な実績とノウハウを持つ企業です。大手企業を中心に2,600件以上の運用実績があり、業界トップクラスの信頼性を誇ります。X、Instagram、Facebook、LINE、TikTokなど、主要SNSすべてに対応可能です。
運用代行支援とコンサルティング支援の2つのサービスを提供しており、企業のニーズに応じて選択できます。戦略策定から投稿作成、効果測定、改善提案まで一気通貫でサポートし、各分野のプロが複数名でチームを組む盤石な体制が特徴です。
株式会社ガイアックス
▲出典:株式会社ガイアックス
株式会社ガイアックスは、2009年からSNSマーケティング事業を展開している老舗企業です。1,000社を超える運用実績を持ち、さまざまな業界での成功事例を蓄積しています。X、Instagram、TikTok、Facebook、LINE、LinkedIn、YouTubeなど幅広い媒体に対応可能です。
自社開発の分析ツールを活用したデータドリブンな運用が強みで、投稿代行だけでなくコミュニティ管理やリスク監視、危機対応まで総合的にサポートします。パッケージ販売は行わず、各社にカスタマイズした施策を提案する柔軟な支援体制が特徴です。
株式会社ホットリンク
▲出典:株式会社ホットリンク
株式会社ホットリンクは、SNSデータ分析に強みを持つ企業です。独自メソッド「ULSSAS」に基づき、UGCを活用した自律的に集客・売上が伸びる仕組みづくりを実現します。世界中のSNSデータアクセス権を保有する米国子会社を通じて、膨大なソーシャルビッグデータを収集・蓄積している点が大きな特徴です。
X、Instagram、Facebook、Pinterest、Threads、BeReal、LINEなど多様なSNSに対応し、各領域のスペシャリストが徹底伴走します。
株式会社グローバルリンクジャパン
▲出典:株式会社グローバルリンクジャパン
株式会社グローバルリンクジャパンは、多言語対応に強みを持つSNS運用代行企業です。英語、中国語、韓国語など20カ国語以上に対応可能で、海外市場向けSNSサービスとSNSインバウンドサービスの2つを提供しています。各国の文化や消費傾向を理解した現地スタッフが運用を担当する点が特徴です。
日本政府観光局(JNTO)をはじめとする自治体や大手企業での実績が豊富で、グローバル展開やインバウンド対策を目指す企業に最適です。
株式会社サイバー・バズ
▲出典:株式会社サイバー・バズ
株式会社サイバー・バズは、インフルエンサーマーケティングに強みを持つ企業です。17,000人以上のインフルエンサーネットワークを保有し、インフルエンサーサービス「NINARY」「ripre」「be one agent」を展開しています。SNS運用とインフルエンサー施策を組み合わせた総合的なマーケティング支援が特徴です。
SNSアカウント運用サービス「bridge」では、2018年の事業開始よりナショナルクライアントを中心に支援してきた実績を活かした運用を提供します。若年層へのリーチが得意で、InstagramやTikTokでの拡散力に定評があります。
テテマーチ株式会社
▲出典:テテマーチ株式会社
テテマーチ株式会社は、クリエイティブとデータ分析の両面に強みを持つSNS運用代行企業です。Instagram、X、TikTok、YouTube、BeRealなど主要プラットフォームに対応し、ターゲットの感情を動かすコンテンツ制作を得意としています。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」でゴールド・シルバーを受賞した実績もあります。
SNSマーケティングの知見とデータを活用する研究機関「サキダチラボ」を持ち、再現性の高い運用を実現します。
株式会社SAKIYOMI
▲出典:株式会社SAKIYOMI
株式会社SAKIYOMIは、Instagram運用に特化した専門企業です。最新のInstagramアルゴリズムに基づいた運用により、平均4.2ヶ月で10,000フォロワー達成という高い実績を誇ります。数百のアカウント運用データから導いた独自のメソッドで、再現性高くフォロワーを増やせる点が大きな強みです。
Instagram運用代行サービスは月額10万円から、Instagram運用支援ツールは月額1万円からと、予算に応じて選択できる柔軟なプラン設定が特徴です。
株式会社トライバルメディアハウス
▲出典:株式会社トライバルメディアハウス
株式会社トライバルメディアハウスは、SNSマーケティングの先駆企業として長年の実績とノウハウを蓄積しています。調査、戦略立案から検証、最適化まで一貫したサポートが可能で、戦略的なマーケティング活動支援が得意な会社です。
完全委任型と運用コンサルティング型の2つのプランを提供しており、企業の課題感や社内リソースに合わせて支援体制を柔軟に設計できます。特にInstagramのブランディングに強みがあり、世界観を重視した運用で生活者との関係性を構築し、長期的な事業成長につなげるサポートを行います。
株式会社ジソウ
▲出典:株式会社ジソウ
株式会社ジソウは、企業のSNSマーケティング「自走」を支援する企業です。自走支援、運用代行、資料作成、研修・セミナー、MEOツール提供など、多様なサービスを展開しています。契約期間は原則6ヶ月からですが、柔軟に対応可能で、スモールスタートを希望する企業に適しています。
業種や規模に捉われないSNSマーケティング支援が特徴で、自治体・メーカー・小売・建築関連など幅広い業界での経験があります。
SNS運用代行の費用相場
SNS運用代行の費用は、依頼する業務範囲や対応するSNSの数、投稿頻度、コンテンツ制作(特に動画)の有無などによって大きく変動します。相場感を把握し、自社の予算と目的に見合ったプランを選ぶことが大切です。
月額費用
一般的に、SNS運用代行の料金体系は月額制を採用している企業が多く見られます。
月額10万円以下のプランでは、業務範囲が限定的であることがほとんどです。例えば、投稿作業のみ、あるいは基本的なレポーティングのみといったケースが該当します。スモールスタートを切りたい、または社内リソースを少しだけ補いたい場合に適しています。
月額20万円~40万円程度が、最も一般的な価格帯です。この範囲では、戦略策定(簡易的なものを含む)、月数回程度のコンテンツ制作と投稿代行、コメント監視、月次レポートの作成といった基本的な運用パッケージが提供されます。
月額50万円以上になると、より高度なサービスが期待できます。詳細な市場分析に基づく本格的な戦略策定、高クオリティな動画コンテンツの制作、SNS広告の運用代行、インフルエンサー施策、詳細な分析に基づくコンサルティングなどが含まれることが多いです。
初期費用
多くのSNS運用代行会社では、月額料金とは別に初期費用が発生します。相場は5万円〜30万円程度で、アカウント分析、競合調査、戦略立案、運用マニュアル作成などに充てられるでしょう。
初期費用を設定していない会社もありますが、その場合は月額料金に含まれているケースが多いです。長期契約を前提とした場合、初期費用を割引または免除してくれる会社もあります。
SNS運用代行会社の選び方
自社に最適な運用代行会社を選ぶためには、複数の観点から慎重に比較検討することが重要です。失敗しない選び方のポイントを解説します。
サービス範囲と料金体系が明確か
まず、自社がSNS運用に何を求めているのか(認知拡大、ブランディング、リード獲得など)を明確にし、その目的を達成するために必要な業務を洗い出します。その上で、検討している代行会社のサービス範囲が、自社のニーズと合致しているかを確認しましょう。
例えば、投稿だけ依頼したいのか、戦略策定や分析まで深く関わってほしいのかで、選ぶべき会社は異なります。また、料金体系が明確であることも重要です。基本料金に含まれる業務範囲、追加オプション(広告運用費、動画制作費など)の有無と費用を詳細に確認し、予算内で最適な提案をしてくれる会社を選びましょう。
自社業界・業種での実績があるか
SNS運用は、業界や業種の特性によって効果的なアプローチが大きく異なります。BtoCの消費財とBtoBのITサービスでは、ターゲット層も響くコンテンツも全く違います。
そのため、代行会社を選ぶ際は、自社と同じ、あるいは類似する業界・業種での運用実績が豊富かどうかを確認することが不可欠です。過去の成功事例(フォロワー数の増加、エンゲージメント率の改善、売上への貢献など)を具体的に提示してもらいましょう。実績があれば、その業界特有のトレンドやユーザーインサイトを理解している可能性が高く、スムーズな運用開始と早期の成果が期待できます。
対応可能なSNSプラットフォームはどれか
企業が活用すべきSNSは、ターゲット層や商材によって異なります。X(旧Twitter)は即時性・拡散性が高く、Instagramはビジュアル訴求に優れ、TikTokは若年層へのリーチに強いなど、それぞれ特徴があります。
自社が注力したいプラットフォームの運用に対応しているかは必ず確認しましょう。特定のSNSに強みを持つ会社もあれば、複数のSNSを横断的に運用し、相乗効果を狙う戦略を得意とする総合型の会社もあります。自社の戦略に合わせて、最適な知見を持つパートナーを選ぶ必要があります。
クリエイティブ制作の質・範囲はどうか
SNS運用において、ユーザーの目を引き、共感を呼ぶクリエイティブ(画像、動画、テキスト)の質は非常に重要です。代行会社が制作するクリエイティブのテイストが、自社のブランドイメージと合っているか、ポートフォリオ(過去の制作実績)を見て確認しましょう。
特に動画コンテンツの重要性が高まっているため、動画の企画力や編集スキルも評価ポイントです。また、制作したクリエイティブを、SNS投稿以外(Webサイトや広告バナーなど)でも使用したい場合、二次利用が可能か、追加費用が発生するかどうかも契約前に確認しておくことが大切です。
どのようなレポーティング体制か
SNS運用は「投稿して終わり」ではありません。成果を可視化し、分析・改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことが成功の鍵です。
そのため、代行会社がどのような体制で効果測定を行い、どのような内容のレポートを提出してくれるのかは重要な選定基準となります。単にフォロワー数や「いいね」数を報告するだけでなく、どのような投稿が成果につながったのか、なぜ成果が出たのか(または出なかったのか)を深く分析し、具体的な改善提案まで行ってくれる会社を選びましょう。
また、コミュニケーションの頻度(週次、月次など)や方法(メール、チャット、定例会など)も確認し、円滑に連携が取れる体制かを見極める必要があります。
SNS運用代行ならコンマルクにご相談を
SNS運用代行は、プロの手を借りることで、コア業務に集中しながら、効果的な情報発信とユーザーとの関係構築を実現できます。
しかし、成果を出すためには、自社の目的を明確にし、その目的に見合ったサービス内容、実績、費用体系を持つ、信頼できるパートナーを選ぶことが何よりも重要です。
コンマルクは、年間4,000件の法人リード創出という確かな実績を持つコンテンツマーケティングサービスで、SNS運用においても以下の特徴があります。
戦略設計から運用改善まで一貫サポート
月額10万円〜の明確な料金体系
既存コンテンツの有効活用でコスパ最大化
専門チームによるクリエイティブ制作
SNS広告運用も同時対応可能
特に、オウンドメディアやホワイトペーパーなど他のコンテンツ施策と連携したSNS運用を検討している企業様には最適です。最短3ヶ月から契約可能なため、まずは試してみたいという企業様にもおすすめです。
よくある質問
SNS運用代行と自社運用のどちらがよいですか?
社内にSNS運用の専門知識やリソースがない場合は代行がおすすめです。代行なら専門的なノウハウと経験に基づいた運用により、短期間で成果を期待できます。一方、社内に知識がありリソースも確保できる場合は、自社運用でコストを抑えられます。まずは代行で基盤を作り、徐々に内製化していく方法も効果的です。
契約期間はどのくらいですか?
最短3ヶ月から契約可能な会社が多く、一般的には6ヶ月〜1年契約が主流です。SNS運用は中長期的な取り組みが必要なため、多くの会社が最低契約期間を設けています。短期間では効果測定が難しいため、少なくとも3〜6ヶ月は継続することをおすすめします。
効果が出るまでどのくらいかかりますか?
一般的に3〜6ヶ月程度で初期的な成果が見え始めます。フォロワー増加やエンゲージメント向上は1〜2ヶ月で変化が現れることもありますが、売上への貢献など本質的な成果は6ヶ月〜1年程度かかることが多いです。業界や商材、目標によって期間は異なります。
月額料金以外に追加費用が発生しますか?
初期費用(5万〜30万円)のほか、動画制作、SNS広告費、インフルエンサー起用費、特別キャンペーン企画費などが別途発生する場合があります。基本プランに含まれる投稿数を超えた場合も追加費用がかかることがあります。契約前に詳細な見積もりを確認することが重要です。
複数のSNSを同時に依頼できますか?
多くの代行会社が複数SNSの同時運用に対応しています。X、Instagram、Facebook、TikTok、YouTubeなど主要SNSを横断的に運用し、相乗効果を狙うことも可能です。ただし、SNSの数が増えると費用も上がるため、まずは主力となる1〜2つのSNSから始めることをおすすめします。
- インタビュー記事制作 / 設計
- SEOコンテンツ制作 / 設計
- ホワイトペーパー制作 / 設計
- 動画制作 / 設計
- アクセス解析基盤設計
- アクセス解析・Webコンサルティング
- Web広告・SNS広告
- コンセプト / ペルソナ / CJM設計
- コンテンツマーケティング伴走支援 など
SEOコンテンツディレクター・ストラテジスト。5,000記事以上のコンテンツ制作実績をもち、製造業から美容、テクノロジーまで幅広いジャンルにて集客・リード獲得実績多数。株式会社GIGの運営するLeadGrid Blogにて初代編集長を務める。コンマルクでは、SEOを軸としたコンテンツマーケティング戦略とWebマーケティングの実践知を発信する。