商業出版で本を出すには?自社発の本を4冊出版したマーケ責任者が書籍化を徹底解説
自社に蓄積されたノウハウを、本として世に出したい。そう思い描きながらも、書籍の出版なんて夢のようだと諦めたことはありませんか。
「会社の本を出版する場合、自費出版も選択肢になる?」
「出版社から紙の商業本を出してもらうのは現実的に可能なのだろうか」
本記事では、弊社(株式会社GIG)Marketing事業部長の内田が、4冊の本の出版に関わった経験から、紙の商業本を出版するまでの具体的なロードマップを解説します。
- 「何を書くべきか」というテーマ選び
- 採用率を高める企画書の作り方
- 出版後に得られるブランド構築のメリット
筆者(内田)が監修・編集に関わった紙の書籍
商業本出版までの道のりについては、コンテンツマーケティング特化型eラーニングサービス「コンマルクアカデミー」でも詳しく解説しています。

株式会社GIG 執行役員CMO
内田一良(うちだかづよし)早稲田大学および同大学院卒。株式会社GIGにてMarketing事業部長。Workship、LeadGrid、コンマルクなどの自社プロダクトマーケから顧客支援まで行う。複数メディアの編集長を経験し、これまで5,000記事以上の編集・ディレクションに携わる。書籍『デザインの言語化』『フリーランスの進路相談室』『ADHD会社員、フリーランスになる。』『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』などの監修・編集も。
書籍を含むコンテンツ展開は、企画から執筆体制の構築までが重要です。コンマルクは企画コンテンツの制作をお引き受けします。
商業出版とは
本の出版を目指すにあたり、まず商業出版とは何かを知っておきましょう。
商業出版と自費出版の違い
商業出版と自費出版について、基本的なポイントを表で比較してみました。
| 商業出版 | 自費出版 | |
|---|---|---|
| 概要 | 出版社が費用を負担し、書籍を流通させる形態 | 著者が費用を負担して出版する形態 |
| コスト | 出版社が負担 (制作費、印刷費、流通コスト含む) | 著者が負担 (数十万~数百万円) |
| 印税 | 著者に支払われる (本体価格の3~10%) | 原則なし (売上は出版社手数料を除き著者へ) |
| 流通 | 全国書店・オンライン書店で流通・販売 | 基本的に自分ですべて売る |
自費出版は、コスト面においてハードルが高いものの、やろうと思えば誰でも実現できます。出版社の中には、自費出版のサポートをサービスとして提供している会社もあるため、頼ってみても良いかもしれません。
一方、多くの人がイメージする商業出版はややハードルが高いと言えるでしょう。本記事では、そんな商業出版を実現するためのポイントやロードマップを示していきます。
印税の仕組み
商業本を出版する魅力の一つが「印税」ですが、その仕組みを厳密に知っている人は少ないのではないでしょうか。
印税とは、書籍の著者が書籍の販売に応じて出版社から受け取る報酬です。紙の書籍の場合は「刷られた冊数」分、電子書籍の場合は「売れた冊数」分支払われます。
| 印税の計算式 |
|---|
印税額 = 本体価格 × 発行部数 × 印税率 |
印税率は5~10%が相場で、人気著者の場合8~12%、新人であれば3~8%程度と考えましょう。電子書籍の場合は印税率が15~20%になるケースもあります。
また、印税は、書籍の出版時および増刷ごとに支払われるのが一般的です。電子書籍の場合は、多くの場合半年~1年おきに支払われます。
具体的にどのくらい印税収入があるかをシミュレーションしてみました。
| 本体価格1,600円 × 初版3,000部の場合の印税収入 | |
|---|---|
| 印税率:5% | 24万円 |
| 印税率:8% | 38.4万円 |
| 印税率:10% | 48万円 |
企業の目線で見るとこのように、「思ったより儲からない」のが現実です。初版3,000部で50~60万円も稼げたら十分です。正直なところ、 書籍印税が自社の売上に直接寄与することはほぼありません。
商業出版で本を出す3つのメリット
印税収入は微々たるものだとしても、商業出版で本を出すメリットはたくさんあります。
商業出版の最大の魅力は、自費出版にはない 社会的インパクトと信頼性です。具体的に紹介します。
ブランド力・社会的信用が上がる
商業出版によって本を出すことでブランド力や社会的信用の向上につながることは間違いないでしょう。
「出版社から本を出した著者(会社)」という肩書を得られますし、本の知名度が上がれば「業界の専門家」として認知されやすくなります。
本が権威ある名刺代わりになり、大手企業との取引や、本の内容に関連する分野での講演依頼など、仕事の幅が広がるでしょう。
全国流通しメディア露出が高まる
本が全国流通しメディアにも露出することで、著者(企業)の認知度が高まります。
中堅以上の出版社であれば、本は全国の書店に並ぶ可能性があります。全国の書店で自社のコンテンツを手にとってもらえるのは間違いなくメリットです。
また、大手メディアに取り上げられる可能性も高まります。本の内容をきっかけに、取材依頼が来るケースも。
出版社のプロモーション力を活用できる点にも強みがあります。出版社が積極的に売り出したい本であれば、広告出稿など精力的に売り込んでくれるでしょう。自社がマーケティング活動を行わなくても本を広めてくれるため、露出が高まるのが大きな魅力です。
新たなキャリア・ビジネス展開が広がる
本の出版によって、新たなキャリアやビジネス展開につながる可能性もあります。
過度な期待はできないものの、少なからず印税収入という収益源ができます。また、本の内容に関連するセミナーやコンサルティングなどの関連ビジネスを展開しやすくなるでしょう。
一度本を出版すると、次回作も比較的出しやすくなると言えます。一度本を出せば、その後の出版や仕事にもつながりやすくなり、新たなマーケティングチャネルを構築できるかもしれません。
商業出版の企画を通すためのポイント
魅力的な商業出版ですが、実際に本の出版を果たすのは簡単ではありません。
本章では、商業出版で本を出すためのポイントを紹介します。
類書の有無と独自性
出版社がもっとも重視するポイントは、 類書との差別化ができているか・企画内容に独自性があるかです。
読者は新刊よりも売れている本を安心して選びやすく、わざわざ知らない著者(会社)の新刊を買う人は多くありません。実際、類似の新刊とベストセラーがある場合、読者はベストセラーを選ぶ傾向にあります。
そうした理由から、出版社は、既存の本に似た本を出すことを嫌がります。既存本と似た本を出版すると、出版社内でも批判されるリスクがあります。本は唯一性が評価されるため、企画力が弱いと思われたり、書店への配本数が減ったりする現実的なデメリットもあるでしょう。
出版社が優先して書籍化したいと考えるのは、斬新かつ需要のありそうな企画です。既存の本と類似点はあっても、軸を少しずらした企画である必要があります。既存本をよくリサーチし、 既存本にはない新しい切り口や価値を明確に示すことが重要です。
ただし、まったく類似本がないのもデメリットになる可能性があります。類似するテーマや内容を扱う本がない場合、市場ニーズが不明確なため出版社は慎重になります。真新しさはあるが需要が見込めないテーマは、採用されない可能性も。類書はあるが明確な差別化ができる状態が理想です。
事例|『デザインの言語化』の場合
筆者が関わった書籍『デザインの言語化』の企画当時、「デザインは言語化が大事である」という話題はよく上がる一方、関連した書籍はほとんどありませんでした。類書を探しても、「デザイン」の「言語化」を扱っている書籍は見つからなかったのです。類書がなく、内容に話題性・独自性があったため、企画が進みました。

事例|『ADHD会社員、フリーランスになる。』の場合
筆者が関わった書籍『ADHD会社員、フリーランスになる。』は、「ADHD」と「フリーランス」という既存のテーマの二つをかけ合わせ、新規性を出した例です。それぞれ単一のテーマとしては類似本が溢れていますが、「ADHD×フリーランス」というかけ合わせによって、類書のない独自の企画として書籍化を実現しました。

事例|『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』
筆者が関わった書籍『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』は、「マンガで解説」という表現手法で差別化した事例です。「フリーランスの生き残り戦略」というテーマを扱う類書はほかにもありましたが、「マンガで解説」する手法が斬新でした。このように、表現手法で新規性を出すのも一つの手です。

トレンドとの適合性
書籍化を進めるなら、トレンドとの適合性は重要なポイントです。 なぜ今その本が必要なのか?今一度問い直してみてください。
出版社は「これまでになかった本」ではなく「今、売れそうな本」を求めています。2026年時点で言えば、「生成AI」や「売り手市場採用」「Z/α世代」「ジェンダー」などのテーマが社会的に議論されており、ニーズが高まっています。書籍のテーマとしても採用されやすいでしょう。
トピックとして社会的な関心が高いテーマであるほど、書籍化は実現しやすいと考えて良いでしょう。
また、業界内で注目されている課題やその解決策に知見がある場合はチャンスがあります。例えば、「AIに業務が代替される中、デザイナーはどう生きていくか」など。弊社(GIG)が事業領域とするWeb業界では、AI技術の発展により仕事がAIに代替されるのではないかと危惧する声が多々あります。その不安に関連する知見があれば、書籍化のチャンスかもしれません。
事例|『デザインの言語化』の場合
筆者が関わった書籍『デザインの言語化』は、「デザインは感性だけではなく、ロジックやクライアントへの説明力も重要」と言われた時流に合致しました。「デザインを言葉にする大切さ」が業界内で頻繁に議論された時期に発売され、話題を呼びました。
著者の知名度と信頼性
耳が痛いかもしれませんが、書籍を商業出版するなら、著者の知名度と信頼性は見逃せません。有名な人が書いた本が売れやすいのは自明です。
筆者が出版関係者から耳にした基準では、SNSのフォロワー数5,000人程度はほぼ必須と言えるようです。10,000人を超えると有利になり、50,000人もいれば理想的。それ以上になると交渉力が強まるようです。世知辛いですね。ただしこれはあくまで一関係者から聞いた主観的な情報なので、参考程度にとどめてください。
当然ながら、出版社もビジネスで商業本をつくっています。慈善事業ではないので、売れる見込みのない本は出版できません。大きな発信力は、本の拡散力でもあります。SNSのフォロワー数が多ければ、本の認知が広まりやすいのは事実です。
また、ベストセラー作家や著名人による本のほうが手に取ってもらいやすいのも当然です。すでに何冊も本を出版している有名人のほうがヒット率も高いのです。
事例|『フリーランスの進路相談室』
当社(GIG)が初めて出版した書籍『フリーランスの進路相談室』は、著名人16名に取材した内容を扱うことで、権威性と拡散力を確保しました。「16名の著名人に拡散協力をお願いできる」という強みを出版社に訴求しました。
また、本の表紙に人気フリーアナウンサーの登坂淳一氏を起用し、帯コメントをもらいました。著名人からの帯コメントも、権威性を高めるうえで有効です。懇意の著名人がいれば、ぜひ依頼してみましょう。

事例|『ADHD会社員、フリーランスになる。』『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』
『ADHD会社員、フリーランスになる。』『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』の2冊については、いずれの著者もSNSフォロワーが2万人超であり、業界内で有名でした。拡散力が十分に見込める知名度です。
事例|『デザインの言語化』
一方、『デザインの言語化』の著者はまったくの無名でした。出版当時、SNSのフォロワー数も100人程度しかいませんでした。しかし、業界歴20年以上のベテランデザイナーです。それでも『デザインの言語化』は2025年時点で7刷されており、筆者が出版に関わった本の中ではもっとも売れています。確かな知識や経験を持っていれば無名でも売れる本が作れることの証左です。
企画を通すには、日々の発信で実績を積み上げることが近道です。発信の設計からご相談ください。
商業出版を実現するロードマップ
ここからは、実際に書籍出版を叶えるためのロードマップを紹介します。
1. テーマを決める
まずはじめに、書籍のテーマを決めましょう。書籍のテーマを決めるに当たり、以下の整理から始めてください。
- 自分(自社)は何が得意か?
- どんなことに詳しいか?
- 何について発信したいか?
- どんなことなら熱く語れるか?
書籍の内容に確かな信頼性を持たせるためには、自社がこれは譲れないと言えるくらい得意なテーマを扱うべきです。自社の“熱源”とも言える強みを整理し、書籍化するに足るノウハウや経験を持った分野やテーマを探します。
テーマの方向性が見えてきたら、以下の目線で検討してみましょう。
- すでに他者(他社)が書籍化していないか
- 今の時代に必要とされそうか
テーマ設定はあくまで方針のようなものなので、ざっくりとでも構いません。書き進める過程で変化する場合もあるので、以後方針転換があっても問題ありません。まずはラフに主題を設定しましょう。
2. 書く
テーマが決まったら、ひたすらに書き始めます。もう書くの?と思うかもしれませんが、ここで手が動かないようなら、商業出版を目指すべきではありません。
「まとまった文章を書いたことはないが、本を出したい」と言うと、出版社からは鼻で笑われるでしょう。 まずは書いて実績を作ることが大切です。
書籍出版を目指して書くとなると身構えてしまうかもしれませんが、そこまで大げさに捉える必要はありません。いきなり書籍の形にするのではなく、 noteや自社ブログの文章で良いので、文章を書き始めましょう。
ただし、一貫したテーマで書き続けることが重要です。昨日はマーケティングについて書いたのに、今日はグルメの話を書くなど、テーマがぶれないようにしましょう。
書いたものをベースに、XなどのSNSでも発信していきましょう。Xでウケたテーマは、手を変え品を変え、何度も書いて発信しましょう。くどいほど何度も同じテーマで発信し続けることが重要です。そのようにして貯まった原稿・実績・評判の積み重ねが、そのまま書籍出版に活用できるのです。
書籍出版を目指して書くうえで、よくある疑問
突然手を動かさなければならないとは言え、気になることもいろいろあるでしょう。初めて書籍出版を目指す際に抱く疑問に回答します。
| Q | A |
|---|---|
| 会社で書籍を出版する場合、ひとりではなく複数の社員で書いてもいい? | 執筆自体を複数人で分担しても問題はありません。一方、出版時の名義は一つにするのが無難です(社長名義など) |
| 一度ブログに書いてしまったら、本にしたときに新規性が失われて価値が下がってしまうのでは? | その心配は不要です。本でしか読まない人もおり、その人のための商業出版です。 |
| 自分では文章が書けないけど、ライターさんに書いてもらうのはいいの? | 問題ありません。ブックライターという職業もあります。 |
会社などの団体名よりも、個人名で出版された書籍のほうが売れやすい傾向があります。出版社も個人名の書籍のほうがプロモーションを打ちやすいのかもしれません。また、出版社によっては、会社名を出して組織同士で関係を持つことを嫌がる会社もあります。よって、社の事業として書籍を出版する場合でも、代表者1名の個人名で出版することを推奨します。
Web媒体やSNSでの既存の発信内容のせいで、本の新規性が損なわれることはありません。スマホのマンガアプリで連載を読んで単行本を買う人もいるように、複数媒体で同じコンテンツが展開されていても需要に影響はほぼありません。書籍化にあたり、書籍のみのオリジナルコンテンツを書き下ろす場合もあります。コンテンツは積極的に横展開すべきであり、それは書籍化する際にも言えます。
自分で文章を書けない場合、外部ライターへの外注は可能です。必要な取材などを受け、文章化を進めていきましょう。弊社(GIG)でも、書籍化を目指したWebコンテンツ制作を支援することは可能ですので、ご相談ください。
3. 出版社に売り込む
書籍化に向けた最重要ステップは、出版社への売り込みです。
「実績を積み重ねれば、出版社から声をかけてくれる!」と思っているとしたら、それは大きな勘違いです。残念ながら、出版社の人はそこまでは暇ではなく、本当に売れる見込みのある人以外に声をかけることはありません。 自分から出版社に売り込むことが絶対に必要だと思ってください。
意外と知られていませんが、企画書を持ち込みOKの出版社は意外と多く、検索すれば簡単に見つかります。それでも、門前払いになったり、メールを送っても返信がなかったりするのは普通であり、狭き門であることに変わりはありません。
企画書作りのポイント
企画書の内容には工夫とこだわりが必要です。指定のフォーマットはありませんが、以下の内容を盛り込みましょう。
| 必要項目 | 内容 |
|---|---|
| 自己紹介 | プロフィール、実績、メディア露出、執筆歴、SNSフォロワー数など。 |
| タイトル案 | 3案程度の候補。異なる切り口で提示するのが望ましい。 |
| 企画趣旨 | この本を今出すべき理由、テーマの必要性背景、情報不足の解消価値 (= 出版社の収益仮説を補強) |
| 想定読者 | 企業・職種・役職、課題、利用シーンなど。 ペルソナでニーズを明確化する。 |
| 目次案 | 全体構成と各章の要点。執筆力や構成力の判断材料。 |
| 類書 | 競合比較、差別化ポイント、売れ行き傾向から販売予測の材料提供。 |
| 連絡先 | メール、電話、SNS、所属情報など。 |
企画書では、出版社に「この本を出せば売れるかもしれない」と思わせることが重要です。企画趣旨では、出版社目線・読者目線に立ち、今この本を出すべき必然性を客観的に説明します。「自社が出したいから」というエゴは捨て、説得力のある内容を目指しましょう。
類書をよくリサーチし、似たテーマで現状どのような書籍が出版されており、この企画はそれらとどう差別化されるのかを説明します。可能であれば、類書の売れ行きから書籍の販売予測を立て、「このジャンルは売れ線である」ということを示せると理想的です。
“ほぼ完成原稿”を持ち込めると強い
出版社へ売り込む際、STEP2で書いたものをまとめて完成原稿に近づけたものを企画書と合わせて持ち込めると、かなり強いです。この“ほぼ完成原稿”があるかないかで、企画のまとまりやすさが大きく変わってきます。
以下は筆者が出版社に持ち込んだ完成原稿の一部です。仮タイトル案と目次案に対し、各章の内容には、過去に書いた記事のリンクを貼っています。

ここまでしておけば、出版社側も記事の内容についてイメージできます。
このように、日ごろからまめに文章を執筆していれば、過去に書いてきたものを章立てして並べ替えることで“ほぼ完成原稿”が出来上がります。
筆者が出版に関わった書籍は、すべてこの方法で出版を実現しました。これは決して珍しい方法ではなく、よくある出版手法であり、連載漫画の出版も多くはこの方法が取られているはずです。

完成原稿が揃っていることで、出版社側も完成図をイメージでき、ゴーサインを出しやすいと言えます。また、1から書籍の制作を支援する必要がなく、出版社側が楽であることも有利な要因です。
書籍出版を目指して、noteやブログなどを書き溜めていくモチベーションが湧いてきたのではないでしょうか。
出版社に売り込む際によくある質問
初めての方向けに、よくある質問に回答します。参考にしてください。
| Q | A |
|---|---|
| 出版社に持ち込むのは怖いのですが……。 | Webの問い合わせ窓口を用意している出版社も多くあります。出版社に直接出向くためにアポを取る必要はありません。 なお、1社に送っても反応がない場合がほとんどなため、30社を目安に根気よく送付しましょう。 |
| もっと確実な方法はないの? | 裏技として、出版社の人と仲良くなるのがもっとも早いです。書籍編集者が集まるイベントに行って知り合ったり、ゴールデン街で飲み歩いたりするのも効果があるかもしれません。 |
| 何のスキルもない自分に本を出版できるのでしょうか……。 | 本を出版する前提として、自分に「その本を書く必然性があるか」が大切です。まずは特定分野のスキルと経験を積み重ねましょう。自分が気づいていないだけで強いスキルを持っている場合も。自己分析してみましょう。 |
書籍化は大変だけど本を出すのは最高です
前提として、本を出すのは楽ではありません。
仮に出版が決まったとしても、執筆作業は想像以上に大変です。既存のnoteやブログ記事などの積み重ねがあれば、多少は楽になるかもしれません。
書籍化の企画が走り出してから、実際に出版されるまでには1~3年かかるケースも多いです。時には、担当編集者が変わったり、ブックデザイナーと揉めたり、印税率が途中で変更になったり……トラブルもあり得ます。
そんな大変な思いをしても、もらえる印税はたかが知れています。初版1,000部~5,000部で数十万円程度であり、仮に1,500円の本がベストセラー(1万部)になったとしても、印税率10%で150万円。10,000部以上の大台に乗る本は、20~30冊に1冊と言われています。短期的な収益だけで見れば、書籍化のコストパフォーマンスは決して高くありません。
それでも本を出すのにはメリットがあり、 「本を出した」という実績は会社を大きく成長させる足掛かりとなります。弊社(GIG)も、専門誌掲載や書籍出版の実績により、顧客に評価いただいたり、会話のきっかけとなったり、さまざまな恩恵を感じています。名刺代わりとして、書籍ほど力のある媒体はありません。
GIGの会社概要資料より引用
本記事で提示したロードマップに沿って、堅実に書籍化に向けた準備を続け、本を出版してみてください。必ず会社の資産になります。
書籍化を目指したコンテンツ制作の外注 / 伴走 / 内製化支援は「コンマルク」にお任せください
書籍化する具体的なロードマップが見えて、日ごろから自社のノウハウをコンテンツ化する必要があることがわかったと思います。
そうは言っても、社内でそんなリソースは割けない。そうお悩みの方は、コンテンツ制作の外注を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
コンテンツマーケティングの総合パートナーの「コンマルク」は、年間4,000件以上のリード獲得実績を持つ専門家集団であるGIGのマーケティングチームが、書籍化を視野にいれた連載企画も強力に支援します。外注から伴走、内製化支援まで、ぜひお気軽にご相談ください。