導入事例の制作会社おすすめ8選|選び方と費用相場を徹底解説
導入事例は、BtoBマーケティングにおいて見込み顧客の意思決定を後押しする重要なコンテンツです。しかし、質の高い導入事例を自社だけで制作するのは簡単ではありません。取材のアポ取りから構成設計、ライティング、デザインまで、多くの工程が必要になるためです。
本記事では、導入事例の制作会社おすすめ8選を紹介するとともに、制作会社の選び方や費用相場、制作の流れについて詳しく解説します。自社に合った制作会社を見つけるための参考にしてください。
導入事例の制作を外注すべき3つの理由
導入事例の制作を検討する際、「自社で作るか、外注するか」は多くの企業が悩むポイントです。ここでは、外注のメリットを3つの観点から解説します。
社内リソースの不足を解消できる
導入事例の制作には、取材先の選定・アポ取り・取材・ライティング・校正・デザインといった多くの工程が発生します。マーケティング担当者が少ない企業では、これらを通常業務と並行してこなすのは現実的ではありません。
制作会社に外注すれば、社内の負担を最小限に抑えながら、安定的に導入事例を量産できます。
プロのノウハウで質の高い事例が作れる
導入事例は「ただ感想を聞いて書く」だけでは効果を発揮しません。読者の購買意欲を高めるには、課題→導入の決め手→成果というストーリー構成や、具体的な数値の引き出し方など、専門的なノウハウが求められます。
制作会社のライターやディレクターは、数百件以上の取材経験を持つケースも多く、インタビューで本音を引き出すテクニックにも長けています。
関連記事:導入事例の書き方を6ステップで解説!効果的な構成や形式、意識したいポイントとは?
取材・撮影・ライティングを一括で任せられる
多くの制作会社では、企画構成から取材、撮影、ライティング、デザインまでをワンストップで対応しています。個別にカメラマンやライターを手配する手間がなく、窓口を一本化できる点は大きなメリットです。
また、Webページだけでなく、PDF資料やホワイトペーパー、動画など複数の形式に展開できる制作会社もあり、一度の取材で複数のコンテンツを作成することも可能です。
関連記事:導入事例動画の作り方|制作のメリットや活用例・ポイントについても解説
導入事例の制作会社おすすめ8選
ここからは、導入事例の制作に実績のあるおすすめの制作会社を8社紹介します。それぞれの特徴や強みを比較し、自社に合ったパートナー選びの参考にしてください。
| 会社名 | 特徴 | 強みのある業界 | 対応範囲 |
|---|---|---|---|
| 株式会社GIG(コンマルク) | コンテンツマーケティング全般を伴走支援 | 全業界対応 | 企画・取材・撮影・執筆・SEO・動画 |
| モジカク株式会社 | 導入事例に特化、累計1,100件超の実績 | SaaS・BtoB全般 | 企画・取材・執筆・編集 |
| ノーバジェット株式会社 | IT業界特化で年間200件超の制作実績 | IT・SaaS | 企画・取材・執筆・編集・デザイン |
| 株式会社グラペイン | エンタープライズIT領域の実績が豊富 | エンタープライズIT | 企画・取材・執筆・デザイン・印刷・Web |
| 株式会社北斗社 | 1回の取材でPDF・Web・動画を同時制作 | BtoB全般 | 企画・取材・執筆・デザイン・印刷・動画 |
| テクノポート株式会社 | 製造業のWebマーケティングに特化 | 製造業 | 企画・取材・執筆・SEO |
| 株式会社アイコネクト | 事例コンテンツの企画から動画展開まで対応 | BtoB全般 | 企画・取材・執筆・WP化・動画 |
| CaseFactory | 1件8万円〜(12件一括発注時)の低価格で高品質 | BtoB全般 | 企画・取材・執筆・デザイン |
株式会社GIG(コンマルク)
▲出典:コンマルク
株式会社GIGが運営する「コンマルク」は、コンテンツマーケティングの戦略策定から制作・運用までをトータルで伴走支援するサービスです。事例インタビュー制作を主要サービスの一つとして展開しており、取材先へのアポイントから質問設計、取材、撮影、ライティング、Webページへの実装まで一貫して対応します。
コンマルクの強みは、月間200本以上のSEO記事制作を手がけるなかで培われたコンテンツマーケティングの知見です。導入事例を単なる「お客様の声」にとどめず、SEOやリード獲得にも効果的なコンテンツとして設計できます。タイミーやJAL、日機装といった大手企業への支援実績もあり、業界を問わず対応可能です。
公式サイト:コンマルク 事例インタビュー制作
モジカク株式会社
▲出典:モジカク株式会社
モジカク株式会社は、導入事例・事例記事の制作に特化した会社です。累計1,100件以上の導入事例制作実績を持ち、年間200件以上のペースで制作を続けています。
SaaSやBtoB企業を中心に、業界・企業規模を問わず幅広い導入事例を手がけているのが特徴です。Webサイト掲載用の記事だけでなく、ホワイトペーパーや営業資料、広告用のランディングページなど、さまざまな用途に合わせた事例コンテンツの制作にも対応しています。
公式サイト:モジカク株式会社
ノーバジェット株式会社
▲出典:ノーバジェット株式会社
ノーバジェット株式会社は、IT業界に特化したデジタルマーケティング支援会社です。年間200件超の導入事例を制作しており、顧客の90%以上がBtoB IT企業という専門性の高さが強みです。
50名超のITライターとの協業ネットワークを持ち、ITやデジタル領域の専門知識を持ったスタッフが取材から制作までを担当します。導入事例のほかにも、ホワイトペーパーや製品カタログなどBtoBマーケティングコンテンツ全般に対応可能です。
公式サイト:ノーバジェット 導入事例制作サービス
株式会社グラペイン
▲出典:株式会社グラペイン
株式会社グラペインは、エンタープライズIT領域の導入事例制作に強みを持つデザイン会社です。製品ベンダーからシステムインテグレーター、販売代理店まで、IT分野の幅広い企業の事例を手がけており、取材先企業は100社を超えています。
大きな特徴は、企画・取材・執筆・編集・デザイン・コーディング・印刷まで全工程をワンストップで対応できる点です。1つの事例取材から、リーフレット、Webページ、PDF、PowerPoint、事例集など複数の媒体に展開できるため、制作コストの効率化にもつながります。
公式サイト:グラペイン 導入事例制作
株式会社北斗社
▲出典:株式会社北斗社
株式会社北斗社のコンテンツマネジメントサービスは、BtoB企業の販促コンテンツ制作を得意としています。導入事例の制作では、1回の取材でPDF・印刷物・Web・動画をまとめて制作できるワンストップ体制が大きな強みです。
セミオーダー方式を採用しており、ヒアリングシートやフォーマットがあらかじめ用意されているため、制作の進行がスムーズです。スタジオ撮影と出張撮影の2つのプランから選べます。
公式サイト:北斗社 導入事例制作
テクノポート株式会社
▲出典:テクノポート株式会社
テクノポート株式会社は、製造業に特化したWebマーケティング支援会社です。製造業向けのWebマーケティング支援で1,200社超の実績を持ち、技術系企業の導入事例制作にも豊富なノウハウがあります。
製造業特有の技術的な内容をわかりやすく伝えるライティング力が特徴です。ユーザーインタビューや競合分析を通じてペルソナの思考・行動を言語化し、訴求すべきポイントを明確にしたうえで、SEOにも強いコンテンツを制作します。
公式サイト:テクノポート 技術ライティングサービス
株式会社アイコネクト
▲出典:株式会社アイコネクト
株式会社アイコネクトは、導入事例・インタビュー記事の制作サービス「casefile」を提供しています。顧客のビジネスや課題を深く理解したうえで、ターゲットに響くストーリー構成で導入事例を制作するのが強みです。
制作した導入事例は、Web掲載用の記事だけでなく、事例集ホワイトペーパーへの資料化や動画への展開にも対応可能です。さらに、導入事例動画の広告配信パッケージも用意されており、制作から活用まで一貫した支援を受けられます。
公式サイト:アイコネクト casefile
CaseFactory
▲出典:CaseFactory
CaseFactoryは、BtoBマーケティングの専門会社が運営する導入事例制作サービスです。1件8万円〜(12件一括発注時。3件発注時は1件11万円〜)という業界でも低水準の価格設定でありながら、取材・執筆・編集・デザインレイアウトまでワンストップで対応しています。
打ち合わせ・取材はすべてオンラインで完結するため、全国どこからでも依頼が可能です。リード獲得・商談獲得・稟議突破など、目的に応じた構成設計を行い、成果につながる導入事例を制作します。コストを抑えつつ導入事例を量産したい企業に向いています。
公式サイト:CaseFactory
導入事例の制作会社を選ぶ5つのポイント
導入事例の制作会社は数多くありますが、自社に合ったパートナーを見つけるには、いくつかの判断基準を持っておくことが大切です。ここでは、制作会社選びで押さえるべき5つのポイントを紹介します。
1. 自社の業界・商材に対する理解があるか
導入事例の制作では、取材対象の業界やサービスの内容を正確に理解することが欠かせません。IT業界、製造業、SaaSなど、自社の業界に精通した制作会社を選ぶことで、専門用語の誤用や的外れな質問を防げます。
制作会社のWebサイトに掲載されている制作実績をチェックし、自社と同じ業界の事例があるかを確認しましょう。
2. 制作実績と品質を確認する
過去の制作実績は、その会社の品質を判断するうえで最も信頼性の高い材料です。サンプル記事やポートフォリオを確認し、以下の点をチェックしましょう。
読者を引き込むストーリー構成になっているか
具体的な数値や成果が盛り込まれているか
写真やデザインのクオリティは高いか
文章が読みやすく、自然な流れになっているか
3. 対応範囲(取材・撮影・デザイン)を確認する
制作会社によって、対応できる範囲は異なります。取材とライティングのみの会社もあれば、撮影・デザイン・動画制作・Webページへの実装まで一括対応できる会社もあります。
自社で対応できない工程を補えるかどうか、ワンストップで依頼できるかを事前に確認しておくことが重要です。
4. 費用体系が明確か
導入事例の制作費用は会社ごとに大きく異なります。見積もりを依頼する際は、何が含まれていて何が別料金なのかを明確にしましょう。撮影費やデザイン費、修正対応の費用が別途かかるケースもあるため、総額で比較することが大切です。
5. 納期・スケジュールの柔軟性
導入事例は、取材先との日程調整も含めると完成までに1〜2か月かかるのが一般的です。急ぎで事例を増やしたい場合は、スピード対応が可能な会社や、複数案件を並行して進められる体制の会社を選びましょう。
関連記事:取材・インタビュー記事が得意な制作代行会社9選|依頼先の選び方も解説
導入事例の制作費用の相場
導入事例の制作を外注する際に、まず気になるのが費用です。ここでは、費用相場と内訳、コストを抑えるポイントを解説します。
費用相場の目安
導入事例の制作費用は、依頼先や対応範囲によって大きく異なります。以下は一般的な目安です。
| 依頼先・対応範囲 | 費用の目安(1件あたり) |
|---|---|
| クラウドソーシング(ライティングのみ) | 1万〜5万円 |
| 制作会社(テンプレート式) | 8万〜15万円 |
| 制作会社(カスタム対応) | 15万〜20万円 |
| 制作会社(撮影・デザイン込み) | 20万〜30万円 |
| 制作会社(動画制作込み) | 30万円〜 |
費用の内訳としては、企画構成費・取材費・ライティング費・デザイン費・撮影費が主な項目です。プロのカメラマンによる撮影を追加すると、5万円前後の追加費用が発生することが多くなります。
費用を抑えるポイント
導入事例の制作コストを抑えたい場合は、以下の方法が有効です。
テンプレートの活用:構成フォーマットを統一すれば、毎回ゼロから設計する必要がなくなり、制作効率が上がる
複数本のまとめ発注:ボリュームディスカウントが適用される制作会社も多い
オンライン取材の活用:出張費を削減でき、スケジュール調整もしやすい
撮影は自社で対応:ライティングのみ外注し、写真は自社で用意することでコストダウン
関連記事:取材・インタビュー記事の費用相場|内訳や外注先の選定方法も解説
導入事例の制作の流れ
導入事例の制作は、おおむね以下の5つのステップで進行します。制作会社に依頼する場合も、全体の流れを把握しておくとスムーズに進められます。
Step1. 目的・ターゲットの明確化
まず、導入事例を制作する目的を明確にします。リード獲得が目的なのか、商談時の説得材料として使うのか、あるいは既存顧客のアップセルにつなげたいのかによって、適切な構成や切り口が変わります。
同時に、その事例を読むターゲット(想定読者)も具体的にイメージしておきましょう。
Step2. 取材先の選定・依頼
導入事例の説得力は、取材先の選び方に大きく左右されます。ターゲットとなる読者が「自社と状況が近い」と感じられる企業を選ぶことがポイントです。
取材先への依頼では、事例掲載のメリットを丁寧に伝え、協力を得ることが大切です。
Step3. 取材の実施
取材では、「課題→導入の経緯→選定理由→導入後の効果」という流れで質問を設計します。特に数値で語れる成果(業務時間の削減率、売上の変化など)を引き出すことが重要です。
関連記事:導入事例のインタビューを成功させるポイントとは?具体的な質問や話を引き出すコツを紹介
Step4. 原稿作成・デザイン
取材内容をもとに原稿を作成します。読者の共感を引き出すストーリー構成を意識し、具体的な数値やエピソードを盛り込んで説得力を高めましょう。
完成した原稿は、取材先企業にも確認してもらい、事実関係に誤りがないかチェックを受けます。
Step5. 公開・活用
完成した導入事例は、自社サイトに掲載するだけでなく、さまざまなチャネルで活用しましょう。営業資料への組み込み、メールマガジンでの配信、SNSでのシェア、ホワイトペーパー化など、複数の接点で活用することで効果を最大化できます。
関連記事:導入事例の活用方法は9つ!効果を最大化するコツや注意したいポイントを解説
効果的な導入事例を作るためのポイント
せっかく制作会社に依頼するなら、最大限の効果を発揮する導入事例にしたいものです。ここでは、成果につながる導入事例を作るためのポイントを3つ紹介します。
読者が共感できるストーリー構成にする
効果的な導入事例は、単なる「お客様の声」ではなく、読者が自社の課題と重ね合わせて読めるストーリーになっています。「こんな課題を抱えていた→このサービスを選んだ理由→導入後にこう変わった」という流れが、読者の購買意欲を自然に高めます。
具体的な数値や成果を盛り込む
「業務効率が向上しました」だけでは説得力に欠けます。「作業時間が月20時間削減された」「問い合わせ数が3倍に増加した」のように、具体的な数値で成果を示すことで、読者の信頼感が大きく高まります。
関連記事:導入事例を制作するメリットや効果とは?魅力的な記事の作り方やポイントを紹介
複数の活用チャネルを想定して制作する
導入事例は、Webサイトに掲載するだけでなく、営業資料・ホワイトペーパー・SNS・広告など多様な場面で活用できます。制作時から複数のチャネルでの利用を想定しておくと、1つの事例から得られるリターンが大きくなります。
特にBtoB企業では、導入事例が稟議時に最も参考にされる資料の一つであるというデータもあり、営業部門との連携も重要です。
関連記事:BtoB企業に重要な導入事例とは?作り方や成果を出すポイントを紹介
まとめ
導入事例は、BtoBマーケティングにおいて見込み顧客の信頼を獲得し、購買意思決定を後押しする重要なコンテンツです。しかし、質の高い導入事例を自社だけで制作するのは容易ではなく、専門の制作会社に依頼することで効率的に成果を上げられます。
制作会社を選ぶ際は、自社の業界への理解度、制作実績、対応範囲、費用体系、納期の柔軟性を総合的に比較し、自社に合ったパートナーを見つけることが大切です。
コンマルクを運営する株式会社GIGは、事例インタビュー制作をはじめとしたコンテンツマーケティングの総合支援サービスを提供しています。導入事例の企画から取材・撮影・ライティング・Webページへの実装までワンストップで対応し、これまでに5,000記事以上のコンテンツ制作実績があります。
「導入事例を増やしたいが社内リソースが足りない」「どの制作会社に依頼すればいいかわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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よくある質問
導入事例の制作を外注する費用相場はどのくらいですか?
依頼先や対応範囲によって異なります。クラウドソーシングでライティングのみの場合は1件1万〜5万円、制作会社にカスタム対応で依頼する場合は15万〜20万円が目安です。撮影やデザインを含めると20万〜30万円程度になります。見積もり時は何が含まれていて何が別料金なのかを必ず確認しましょう。
導入事例の制作会社を選ぶ際に最も重視すべきポイントは何ですか?
自社の業界やビジネスモデルへの理解度が最も重要です。業界の専門用語や商慣習を理解した制作会社であれば、取材時の質問設計や記事の訴求ポイントの精度が高くなり、読者に響く導入事例を制作できます。過去の制作実績で自社と同じ業界の事例があるかを確認しましょう。
導入事例はどのように活用すると効果的ですか?
Webサイトへの掲載だけでなく、営業資料・ホワイトペーパー・SNS・広告など複数のチャネルで活用すると、1つの事例から得られるリターンが大きくなります。制作時から複数チャネルでの利用を想定しておくことがポイントです。特にBtoB企業では、導入事例が稟議時に参考にされる資料の一つであるため、営業部門との連携も重要です。
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- アクセス解析基盤設計
- アクセス解析・Webコンサルティング
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SEOコンテンツディレクター・ストラテジスト。5,000記事以上のコンテンツ制作実績をもち、製造業から美容、テクノロジーまで幅広いジャンルにて集客・リード獲得実績多数。株式会社GIGの運営するLeadGrid Blogにて初代編集長を務める。コンマルクでは、SEOを軸としたコンテンツマーケティング戦略とWebマーケティングの実践知を発信する。